飾り窓
立原えりか/講談社文庫
大人向けのファンタジー童話。15の短編を収録。
冬の真夜中、デパートの飾り窓の中から話し掛けてくる人形。赤ちゃんの誕生を、おもちゃの電話でおしえてくれるこうのとり電話局。ほんの小さなかたつむりの殻にすむ人々…。
非現実、メルヘンと笑うなかれ。この数々の話の温かさは、現実の中に身を置いている人こそ身にしみるに違いない。
お茶でも飲みながらぼんやりしたいときに、ふと思い出すような一冊。
冬の真夜中、デパートの飾り窓の中から話し掛けてくる人形。赤ちゃんの誕生を、おもちゃの電話でおしえてくれるこうのとり電話局。ほんの小さなかたつむりの殻にすむ人々…。
非現実、メルヘンと笑うなかれ。この数々の話の温かさは、現実の中に身を置いている人こそ身にしみるに違いない。
お茶でも飲みながらぼんやりしたいときに、ふと思い出すような一冊。