2003年4月17日(Wed)
 一昨日あたりから風邪をひいてしまい、昨日は頭痛と咳と喉の痛みを抑えつつ出社して帰宅したらば、いきなり父が入院していました。ああ驚いた。会社に連絡が来なかったということは大したことはないだろう、と思いつつも、気ぜわしいことこの上なかったですね。入院準備と見舞いに行って来ましたが、今は症状が落ち着いているそうで、まずは良かった。旅行は行けるかどうか微妙になってしまいましたが。
 で、新刊が出ないんですけど。いや風邪も親の入院も関係なく、何故か出ないんですけど…。10年で完結って宣言したのはどこのどなたかしら(ほーほほほ)。空き時間をひたすらぼーっと費やしているのが良くないですね。先月納品が終わってからこちら、ずっと気が抜けた状態で立ち直れません。もう次のコーディングが迫ってるというに。うう。
2003年3月24日(Mon)
 連休は富良野で過ごしました。谷山さんのコンサートが主目的です。しかし広かった白かった。スキーとスノーボードのお客さんにまぎれてゴンドラでスキー場に行って、雪を踏みふみ歩いてきましたが、常日頃自分がどれだけ狭い場所で生きているのか痛感しましたね。頭が漂白されてしまいまして、現実感をなくしたまま出勤してぼーっとしています。会議さぼりたいわ…。俎上に乗ってるのが私の作った仕様書だから無理だけど。
 ここ数日。イラク侵略のニュースはつらい。戦争そのものはもちろんのこと。戦後50余年をかけて曲がりなりにも培われてきた国際社会のルールを、ただ武力があるというだけの一国家が壊してしまったこと。テロリストの正義を認める気はないが、アメリカはどうして自国がテロの対象になるのかをきちんと考えてみるべきだと思う。この戦争によってテロがなくなることはないだろう。
 さらにわが国を顧みて。自己を正当化して他国を踏みにじることを認め、あまつさえ支援してしまってまあ。守ってもらうために唯々諾々と従うだけが能ではないはず。極東に軍事基地の土地を提供している身として、多少なりと意見することができたのでは。
 今度の旅行で飛行機を利用しましたが、空港の手荷物検査がさらに厳しくなっていました。日本もテロを警戒する必要に一層迫られるようになってしまって。今度の戦争が終わっても、いつか安全になるとは誰も保障してくれません。今の政府代表の皆さんは、目先のことだけでなく、さらに未来のことまできちんと考えて去就を決めたのでしょうか。そうは思えない…。お追従のツケを払わされるのはごめんです。
 そうそう、先日「戦場のピアニスト」を見てきました。アカデミー賞にノミネートされていますが、下馬評では有力候補ではないようです。こういうご時世なので、逆に票を集めて欲しいと思います。そうでなくても良い映画だと思いますが。
2003年3月12日(Wed)
 一段落つきました。今回納品したのはデモ版でしたが、コーディング期間が短くて往生しました。2月が28日までしかないのを今年ほど怨んだことはないわ。でも先月も今月も残業が60時間を超えたので、春の旅行とコンサートの軍資金はばっちり。
 イラク情勢がかまびすしくなっておりますが。日本の態度は相変わらず、アメリカに尾を振る犬のようですね。見苦しい。つらい立場なのはわかるが、一応は独立国家なんだからさ…。
2003年2月18日(Tue)
 い、忙しい。ここ2週間ほど本当に。仕事が終わらないので帰れないの〜。ポカミスがとても増えてきて、同僚に同じことを二度三度説明させてしまい、悔しいことしきりです。目のかゆみと歯の痛みと口内炎と右手の痙攣が一緒くたに…体力の衰えも切実かも。とりあえず今朝送ったプログラムで一段落、と思ったら波状攻撃で次がくるし。FAXの送信面の裏表を間違えて客先に白紙を20枚も送っちゃったし。あああ馬鹿…。
 帰りの電車では反動でライトノベルを読みふけっています。主にビーンズ文庫とコバルト文庫。会社最寄り駅から自宅最寄り駅までで1冊と半分くらい読めるので、かなり本の山が高くなってきました。ソサエティ系の本の未読もたまってきてるんですが、岩波新書とか中公新書とかは今の私の頭の中には入ってきてくれなかろうということで手に取らず。でも以前から興味のあったシリーズの一気読みができてとても楽しいです。
 今週は京都に行くので、何が何でも! と思って根性で仕事をしています。…というか、これくらいのお楽しみがなきゃやってられないわよね! 今作っているものの納品は来月。そのころには春です。穏やかな季節目指して精進しますわ。
2003年1月25日(Sat)
 22日に午後半休を取って、映画「マイノリティリポート」と、舞台の「百鬼夜行抄」を梯子して見てきました。はりぽたにはまったため、ゲーム「牧場物語」を進行させつつもネットサーフィンの時間は増える一方、という状態に陥り…つまりものすごく眠かったんですが、このときはさすがに眠っている暇がありませんでした。
 「マイノリティ」のほうは未来サスペンスもの。追いつ追われつのシーンでは追う側があまりに間抜けでコメディかとまで思わせましたが、他はそれなりに「どうなる主役!?」という緊迫感を盛り上げてくれました。百鬼夜行は知人に事前知識をいただいた上での観劇。これ以上好きなものを増やすと経済的にまずいので、演劇は積極的に見に行くことはしませんが、今回は珍しく自分から行きたい! と言ってしまいました ^_^;) コメディでした。かねがねあの漫画の主役は律ではなく妖怪たちだと思っておりましたが、今回の舞台はそのものずばりのサザエさんワールド。花組芝居の歌舞伎めいた見得きりと妖怪たちの似合うこと。尾白と尾黒の愛らしい(と思ったのよ私は!)こと。原作のしっとりした和風妖怪譚を追求したい方にはお勧めしませんが、私は楽しめました。あ、でも司ちゃんのファンの方は…えーと。
2003年1月14日(Tue)
 1月3日のライブの帰り、電車が架線凍結のため動かなくなって、帰れなくなりました。何年か前の1月に発生した積雪による交通マヒのときも居合わせて帰れなくなったのですが、普段さして遅くまで出歩くたちでもないのに…とめぐりあわせを恨めしく思ったり。寒い冬ですが、ここ数日は陽気が続いていてほっと一息です。
 一昨日からPSのゲーム「牧場物語」をまたしても始めました。前回は2年くらいかけてとろとろやっていましたが、今回はさっさと終わらせようと思って突貫工事で進行しています。ノウハウがもうわかってますので早いです。今回の牧場名は「ホグワーツ牧場」…主人公名とか、主人公の飼ってる犬の名前とか、ニワトリやウシの名前とか、全部はりぽたから取ってます。休み中にはりぽた既刊分読破したので〜。ちなみに前回プレイ時は、主人公名セイジ、飼ってる犬の名前カツロウ、牧場名ムサシノモリ牧場、馬の名前タクミ…でした。わかる人だけわかって。今日もトマトとトウモロコシの収穫をするのさ〜。
 しかしいい加減読書のページを更新したいんですが、はりぽたに関してはどうやって感想書けばいいのかわかりません。固有名詞を書いただけでネタばれになるので四苦八苦…。
2003年1月3日(Fri)
 今会社にいます。今日はライブなのでちょうどいいや、とばかりに来ました。休日ダイヤのためいつも乗っている勤め先最寄駅直行電車がなく、途中で乗換えをしましたが、駅も電車内も人がいなくて感動。これまでこんなにガラガラの状態で出勤したことって、盆暮れの休出のときですらなかったかも。新年は皆さん休んでるのね。8時に会社に着いたら、案の定玄関が開いてませんでした。おまけに人がほとんどいないので(いるにはいるが。休めよ…人のこと言えないけど)室内の寒いこと ^_^;) コートを着たままディスプレイに向かっています。
 一昨日は新年最初の映画「ギャング・オブ・ニューヨーク」を見てきました。つくづく、アメリカって自由の国じゃないなと思いました。映画ですけどね。それにしても、何が言いたかったのかよくわからない一作でした…。流血沙汰苦手な方にはお奨めできませんです。