新居昭乃 インストアライブ

01/06/03 HMV渋谷 Open15:00 Start15:30 End16:00
出演:新居昭乃(Vo,Key) 堀越信康(G)



曲目

  1. きれいな感情
    • MC
  2. Trance Transistor Table Radio
    • MC
  3. Reve
    • MC
  4. Welcome to Riskcaution Corporation
    • MC
  5. 鉱石ラジオ



 当初の開場予定は14:30でしたが、事情で遅くなりました。大誤算。最初の予定から30分前には到着していた私は、ひまを持て余してHMV店内をぐーるぐーる。ふと気づくと、整理券を持っていない人の列ができてしまっている…。ぬかりました〜。途中から並んだんですが、昭乃さんは人垣のはるかかなた。お顔どころか、背伸びして隙間を縫ってようやく頭のてっぺんだけ見える状態でした。整理券保持者が最低300人と、一般列が一列30人弱で8〜10列くらいできてましたので、大体500人以上。小さなホールなみの人数です。あう。モニターもぜんぜん見えなかったので、本当にラジオのようでした。噂によると、なかなかオトナな魅力の服でいらしたとか…。見たかったなあ。白黒の服ということだけは視認できましたが。

 HMV渋谷2Fイベントスペース、ということで昭乃さんと関係のないお客さんとかもいらしてたわけですが、ちょっと悲しかったのが、ライブが始まっても店内放送が切れなかったこと。洋楽ロックやHipHopのフロアでしたので、かかる曲も当然その系統。集中できない…。いやたとえ邦楽Popsのフロアであっても、ライブが始まったら放送はすぐ切ってほしいものです。「きれいな感情」の中盤以降まで続いてちょっと涙。

 さて、放送が切れてからはそれなりに集中できました。「きれいな感情」は多分(見えなかったんですってば)Keyで演奏された昭乃さん、アルバムのタイトルを「鉱石アルバム」とおっしゃってしまい、照れ笑いひとしお ^_^;) でも良く内容に似合ったいい間違いのような気がしますです。ラジオの仕事を続けてきて、そこから生まれた曲でコンセプトアルバムをという構想の紹介。ついで2曲目の「T.T.T.R」もKey、かな? アルバムと同じシンプルなアレンジでした。

 3曲目に入る前に立たれた昭乃さん、ここで1曲だけ前のアルバムから、「Reve」アコースティックバージョン。前回聞いたときには思わなかった(というかびっくりしていて考えるひまがなかった)ことですが、ひとりでアコースティックだとかなりさびしくなります。念のため、貧相とかいうことではなく、まだ遊びたいのに「祭りは終わりだよ」と言われている感じ。聞きながらしみじみとそんなことを考えました。あと、堀越さんがいつ登場されたのか、情けないことながらあまりはっきりわかりません。多分3曲目の後だと思うんですが、もしかしてこの前かも…?

 次の「Welcome to Riskcaution Corporation」は、「遊園地で乗り物に乗る前のどきどきする感じを出したかった」という昭乃さん。なぜかこれをやると思っていなかったので(生歌でやるの難しそうですし)、驚きましたが面白かったです。アルバムベースのうちこみと生ギターで、明るい感じの歌い上げでした。堀越さんが退場され、最後の曲はタイトルロールの「鉱石ラジオ」。やはり打ち込みベースでしたが、この曲に関しては、ぜひともコーラスをつけてほしいなーと思いました。主旋律とコーラスが分かちがたい感じのアレンジなので、一人だと一人というのが目立ってしまいます…。ただ声はこの曲のときが一番乗ってる感じで良かったです。

 ちょうど開催中だったミネラルフェアから梯子しての参加で、妙に「鉱石」に縁のある一日でした。鉱石ラジオの実物が見たいわ〜。




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