五島プラネタリウム 星と音楽の夕べ 新居昭乃特集

東京・渋谷の五島プラネタリウムで、毎週土曜に行われる「星と音楽の夕べ」。
音楽をバックに星空を見上げる企画です。
1999年11月は、ファンの熱意が通って、昭乃さんの特集。
名物DJ村松修氏の語りを聞きながら、週替わりで曲を楽しめます。





99/11/27 「月の光」

  1. 空から吹く風
  2. 月の家
  3. 炎と永遠
  4. 月からの祈りと共に
  5. Sky Lounge
  6. 遥かなロンド

 昭乃さんの歌と月光は切っても切り離せない関係にあると思いますが、プラネタリウムで月光を表現することはできません。主催者さんはこの日、昭乃さんの歌そのものを月の光に見立て、星空と共に降る音楽を堪能させてくださいました。

 この日はサプライズがある、予定だったのですが、お流れ。昭乃さん御本人のご来場という企画は、レコーディングが押したとのことでかないませんでした (T_T) けれども週替わり計4回、プラネタリウムそのものはほぼつつがなく楽しめたと思います。まだあれとかこれとかそれとか ^_^;) やってない曲もあることですし、ぜひまたこうした企画があれば良いなと思います。




99/11/20 「満天星」

  1. カンポス・ネオトゥロス
  2. 仔猫の心臓
  3. 凍る砂
  4. ロゼ・ルージュ
  5. 小鳥の巣
  6. 人間の子供
  7. アトムの光

 獅子座流星群は二年連続で悪天候でございました ^_^;) みなで残念がりつつも、プラネタリウムの星空は健在。お客さんはまたしても300人超らしいです。それにしても、「アトムの光」で夜明けは反則ですよ〜(ほめてます)。現実に戻れなくなるじゃないか…。




99/11/13 「来訪者」

  1. 金色の時 流れて
  2. 星の雨
  3. ほうき星
  4. 叶えて
  5. WANNA BE AN ANGEL
  6. 美しい星

 お客さん多かったですね〜。で、…手に汗握りましたね ^_^;) 1曲目、最初に流れたのは「星の雨」…。で、ラスト、これから日の出に行くかと思ったら「…CDを取りに行ってます」。無事に終わって良かった良かった。

 この日は先週の神話の続き、「勇者ペルセウスとゴルゴンメデューサの戦い編」でした。この神話聞くたびに思うんですが、結局アンドロメダは助かったので、カシオペアが言った悪口の購いって行われていないんじゃないかなーと…。でもまあ、海の神はクジラを差し向けただけ、天の神は「アンドロメダをクジラに差し出せ」とは言ったけど「クジラを倒すな」とは言ってない、ってことで良いのかな〜。ともあれ村松氏の軽妙な語りで、良く知っている神話もとても楽しめました。

 獅子座流星群も間近、昨年の実績も交えて流星観測の方法をレクチャー。ラストのトラブルの時間稼ぎ中に、流星観測の注意点として「全天をカバーすることはできません。自分が見ている方向に星が流れると信じることです」とおっしゃったのが身に染みました(なみきは高校時代天文関係の部にいたので、地べたに8人で放射状に布団を敷いて流星観測したことが何度もあります。流れないんですよね〜自分が見てる方は特に。しまいには想像流星とか見間違い流星とか、夜陰に乗じて飛ぶコウモリにライトが当たって星に見えたりとか…)。

 ラスト、紆余曲折を乗り越えて ^_^;) かかった美しい星…じーんとしました。良いです…(ため息)。ただ席二つおいたところにお座りの殿方が、鼾かいてお休みでいらしたので〜。




99/11/06 「夢中」

  1. VOICES
  2. Reincarnation
  3. 金色の目
  4. 妖精の死
  5. OMATSURI
  6. 祝祭の前
  7. 少年の羽

 アキネタリウム初日。それなりにお客さんも多かったような。今回はビクターの協力が得られて、発売前のCDの提供があるとのことで、初聞きを楽しみに参加しました。

 今週は秋から初冬の星座の紹介で、エチオピア王家のカシオペア・アンドロメダ親子の有名な神話を披露。カシオペアが自分の娘の美しさを自慢しすぎたあまり海の神の娘たちをばかにしたので、神の逆鱗に触れ、娘のアンドロメダをばけクジラ(というよりヒレの生えた龍)の生け贄に差し出す羽目になった。海辺の岩に繋がれた彼女の前にクジラが迫る! 危うし王女! 以下来週! …ということで、物語後半は来週に続く。さすがだわ村松氏…。

 獅子座流星群についての情報も。去年大騒ぎだったのに今年は比較的静かですが、統計上今年の方が流星の数は多いと予想されるようです。がんばって徹夜しようっと。

 ファンの方がそれはもう真剣に選曲したラインナップですので、星空を見上げながら理性をかっとばして聴けました。夜明けの曲はもう最高です。




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