木屋響子 アコースティックマリンバ弾き語り 小ライブ

1999/12/11 高円寺ペンギンハウス Open14:40 Start15:15 End17:04
出演:木屋響子(Vo,Mar,Pf), 諸星宏美(Mar)
飛び入りゲスト:宮川浩一(G)



曲目

  1. 夢の続き
  2. もう一度めぐりあう日まで
    • MC
  3. sanctus
  4. Kyrie
    • MC
  5. 白い道
    • MC
  6. 小さな舟で
  7. 夢の続き
  8. sanctus
  9. WATER-BLUE
    • MC
  10. 一秒の無重力から生まれ変わる一日
  11. アラベスク模様の運命
  12. 舟歌
    • MC
  13. 月の石が見ている夢
    • MC
  14. 遠い国から
  15. 無実の罪
    • MC
  16. ガイアの歌
  17. グリーンな風の中で
    • MC
  18. 孤独のobjet
    • MC
  19. Stay on the Earth
    • MC
  20. Maria

アンコール

  1. PHENIX
  2. Fire Bird



 高円寺ペンギンハウスでのお昼からのライブ。開場予定の20分程前に着いたら、他に並ぶ場所が取れないのか、ライブハウスへの階段(会場は地下でした)から商店街へと伸びる行列が。運良く知人と会えて、開場まで楽しく過ごせましたが、近所のお店にしてみたら立派な営業妨害…。ちなみに道行く人の視線や反応を見ていると、そこにライブハウスがあるということに気づいてない人が多いような気がしました。

 開場して階段を下る途中、ガラスを通して店内が見えました。ステージが客席とフラットでまずびっくり。さらにびっくり、ステージ上にもう響子さんと共演者の諸星さんがいらしていて、お客さんの入場を見守っておられました。楽屋はあるけど、客席を横切らねばならないらしいですね。もひとつびっくり、会場が…狭い…。私もたいしてライブハウスなどを知っているわけではないですが、知る限り最狭です。最終的に全部の席が埋まって、後ろに立見の人がいらしたくらいですが、多分70人そこそこだったと思います。それでもぎちぎち。で、最後のびっくり、響子さんがガングロ系になってらっしゃいました〜。「系」であってそのものじゃなかったですけどね。

 アコースティックライブ…のはずが、何故かステージ中央には鎮座ましますハードウエアが。けれども出だしは響子さん御一人で2曲マリンバのみの弾き語り…というより叩き語りと申しましょうか、熱演です。本当は3曲目まで一気に行く予定だったようですが、息切れがして休憩MC。体力勝負なんですね〜。4Kyrieはハードが稼働、コーラスつきでした。CDに近い編曲でなんとなく安心。

6曲目からは諸星さんとの連弾です。諸星さんは音大の打楽器科出身の方で、響子さんが講師をされているカルチャースクール(でしたっけ?)の生徒さんだそうです。温和そうな美人さんです。さすがにお手もと危なげなく、息の合った演奏でした。連弾だと和音の音階が幅広く、微妙な重なりが耳に心地よいですね。6曲目から9曲目は裏声系で、オクターブ下げはなかったです。マリンバだと下げないといけない曲が多いようですが。

 で、次の10曲目から15曲目はそのオクターブ下げの曲。これまた迫力ですが、連弾だと声があわせづらそうな部分も。13曲目からはピアノでしたが、こちらの方が楽そうに見えました。レコード会社への売り込み用に、無理に音を下げることもあるとか。早くレコード会社決まると良いなあ。後のMCでおっしゃってましたが、グレゴリアン風の曲とアップテンポな曲を合わせてCDにまとめたいそうです。他に11kg太ったとか(ZABADAKの吉良さんに、昔のCDジャケット「修正入ってるでしょ」と言われたそうです ^_^;)、夜中に演奏して苦情が来てしまったのでまた引っ越したなどなど、楽しいMCが多く聞けました。お話しするの慣れてらしたようですね。

 驚いたことに、リクエストコーナーがありました。16曲目から19曲目。リクエストは早いもの勝ち、マリンバでもピアノでも受けて立つ、とおっしゃいましたが「孤独のobjet」は不発でした ^_^;)「宿題」との言葉に会場がわきました〜。

 客席に宮川さんがいらしていたのですが、19曲目のあといきなり壇上に招かれて演奏参加。マリンバをやる、とちらっとおっしゃったのですがなしで、ギターを合わせながらあせってらっしゃいました ^_^;) 「演奏しながら編曲しないで」とのことでしたが、やっぱり編曲してるのか〜。(聞いてて「そうかな?」と思うことがときたま)

 ここで普通はアンコールとなりますが、ともかく楽屋へ帰りづらいため、そのままリクエストを受け、時間切れでお開き。会社を中抜けして来ていた私は、楽しみながらも焦ってましたが、とにかく参加できて良かったです。これだけ距離の近いライブも珍しいことですし〜。




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