谷山浩子 ソロライブツアー2005

05/12/10 京都アートコンプレックス1928 Open??:?? Start18:00 End19:50
出演:



曲目

  1. BLUE BLUE BLUE
  2. 三日月の女神
  3. きみが壊れた
  4. 忘れられた部屋で
  5. 催眠レインコート
  6. 扉をたたいて
  7. なおちゃん
  8. SEAGULL
  9. ラ・ラ・ルウ
  10. SAKANA-GIRL
  11. 不眠の力
  12. 穀物の雨が降る
  13. 銀河通信
  14. カントリーガール
  15. まっくら森の歌
  16. 猫の森には帰れない

アンコール

  1. ここにいるよ



 ソロコンサート初日。この日は知人が同行してくれて、観光もたくさんできました。うきうき会場に入ると…やっぱりちょっと寒い ^_^;) 谷山さんはピンクのタートルネックに、深いドレープの入った茶のスカート、同系色のハイヒール(私から見たら)というご衣裳。最初の曲は「BLUE BLUE BLUE」。なんだかすごく爽やかです。

 「この会場の形態は説明するのが難しい」と谷山さん。学校の講堂みたいだというと、聞いた人がみんな違うことを考えるそうです。そうでなくても学校の施設にたとえると、みんな自分の卒業した学校を考えてしまうのではないかと。最初の曲は「爽やかという言葉から連想する曲」だったそうで、続いては若干爽やかではない曲。この会場名である「コンプレックス」をモチーフにした曲で、「心のもやもや」特集だそうです。後の2曲も同様。しかし「忘れられた部屋で」が、売れる曲を作れと言われて作った曲とはしらなんだ。この並びって怖くて美しい〜。しまいには町が水没してるし、ディープにはまれてとても幸せ。

 続いてリクエストコーナーに参りました。まずは順当にお誕生日の方がお二人。続いては、楽屋でまめだのいなりなるものを召し上がられたそうで、「お名前がまめだに近い人」と「いなりに近い人」でした。皆様図って揃えたような選曲で感心しました。どの曲もあんまりコンサートで聞いたことがない曲ですが、谷山さんは「こう来たか」というお顔で演奏していらっしゃいました。

 つい先日発売されたベストアルバム「白と黒」のこと。中島みゆきみたいな、と説明して、会場から笑いを取っておられました ^_^;) 谷山さんの曲を1曲だけ知っている、というひとは、大体白に収録されている曲になるそうです。なので黒もプレゼントなどに使える、と結論 ^_^;) ここからは白と黒特集。まず「黒の機嫌の悪い人」。しかし魚になって食べられた後、町が廃墟になり、さらに穀物の雨が降ってきたら…大災害も良いところですわね。谷山さんにとって、黒の曲は「今の自分」で、城の曲は「志」。白はくくりが難しいということで、単純に頭から3曲。コンサートの定番曲です。…と、まっくら森で痛恨のミスタッチ。谷山さんにはスルーできるずれとできないずれがあるそうで、今回のまっくら森は許せないほう。半音くらいずらして、カントリーガールのラストから再度やり直し。今度の演奏は完璧でした。

 また珍しく、猫の森でもミスタッチ。でも猫の森は毎度難しい曲のようですね。今度は中断せずにやりとおし、少々苦笑いしながらご退場される谷山さん。アンコールはおそらくファンの人の多い「ここにいるよ」。落ち込んでいるとき、くたびれているときにうれしい1曲でした。




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