谷山浩子 コンサートツアー2006(バンドVer.)

06/03/19 なんばHatch Open17:00 Start17:45 End19:40
出演:谷山浩子(Pf,Vo)/石井AQ(Syn)/村岡健(Sax,etc.)



曲目

  1. 見えない小鳥
  2. 素晴らしき紅マグロの世界
  3. 夢のスープ
  4. 人生は一本の長い煙草のようなもの
  5. 闇に走れば
  6. かくれんぼするエコー
  7. MOON SONG
  8. 神様
  9. 悪魔の絵本の歌
  10. SAKANA-GIRL
  11. カントリーガール
  12. 穀物の雨が降る
  13. 学びの雨
  14. 王国
  15. 海の時間
  16. 電波塔の少年

アンコール

  1. きみの時計がここにあるよ



 普段はスタンディング系のライブが主体だと言うなんばHatchでのコンサート。椅子がちゃんと出ていましたが、ステージが高いので首が少々つらい ^_^;) でもこれで椅子がない場合、この高さがなければ会場から見えないということで。

 最初は谷山さんお一人で、続いて「バンドさんその1」AQさんが加わって「アタゴオル」より3曲。さらに「バンドさんその2」サックスの村岡さんが加わって本日の演奏者全員がそろいました。村岡さんは昔から谷山さんのアルバムに参加されており、初対面のとき谷山さんは21歳。お二人とも富士通のFM77というパソコンを使われていたという共通点がおありだそうで…今ちょっと調べてみましたら、すごい古典機ですね〜。村岡さんのサックスが印象的な曲を選択して3曲。「闇に走れば」のイントロは、生で聞くとなおのこと色っぽくて素敵。

 続いてはアルバム白と黒から、対比の面白い曲を「白黒歌合戦」として対決させるコーナー開始。最初の2曲は宗教がらみでエントリー。この並びだと神様ご自身が墜天してそうで怖いんですけど ^_^;) テナーアルトソプラノと、多種のサックスを使い分ける村岡さん。しかし私にはサックスの種類がわからず、メモは取れませんでした〜。残念。続いては女の子対決。しかしくわれる寸前の女の人(女の子とは言いたくないですわ)と発展途上の女の子だと、そもそも対決する接点がないような気がします〜。カントリーガールは小森まなみさんがカバーなさったとのこと。谷山さんは小森さんにお会いして、「現実に生きているアニメの人だ」という印象を受けたそうです。わかるようなわからないような。

 AQさんが泊まったホテルの名前に笑いが…。「る・ぼてじゅーる」って、その絶妙に微妙なネーミングセンスは何! 笑いの余韻冷め遣らぬ中続いては「雨対決」、なんて対極的な歌でしょう…。個人的に現在穀物を聞くと、9.11を連想してしまうのですが、この並びで聞くとテロから一足飛びに復興に行ってるように感じてしまったり。現実は間に戦争が挟まってるんですけども ^_^;) この後「ゲド戦記」のテーマ曲を作曲したという話題があり、会場がざわめきました。新人さんが歌われるというあれですね。とにかく楽しみ。続いてゲドも絡めたラブラブ対決。王国をラブラブと言い切るのは相変わらず度胸がいります〜。

 電波塔のあと一旦退場、満場の拍手の中アンコール。バンドバージョン(すなわちいきあたりばったりではないということ)のいいところは、プログラムを複数回やってくださることが多いということ。このあと渋谷も参戦です。楽しみ。




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