ゲストは漫画家ますむらひろしさん。浅学で存じ上げなかったのですが、ミュージシャンとしても活動されておられるとか。今日はその一端を拝聴することが出来ました。Bプログラムは「猫の日」ということで、出演者の方全員が猫耳つきのご衣装 ^_^;) 谷山さんはベージュ地のオーバーオール、なんとしっぽつきです。いつもは最初に登場されるとすぐ演奏に入られますが、今日は先に衣装についてのMCがありました。客席にも猫耳つきの方がたくさんいらっしゃいまして、猫の耳が咲いているみたい。でも2列目とフラットになってしまう最前列の場合、あからさまに後方の視界を遮っていると思われる耳がいくつか。帽子を被るのと同じようなことだと思うので、歌が始まったらちょっと外すと良いかと思います。
今日はアタゴオル物語の世界の雰囲気に近い曲の特集。「風になれ」、良いですね〜。続けてAQさんがご登場。こちらも猫耳つきです。選曲から考えるに、谷山さんのアタゴオル感は、「日常とどこか重なる、でも必ずどこかずれている」ということで良いのかしら。猫の生活そのまま? マリカが綺麗だとうっとりしていたら、MCで「空からミミズが降る」という話をちょろっと…やーめーてー。ミミズは平気ですが降られたら平気じゃなくなる〜。
今日はエアポケット的な魔の日で、谷山さんはちょっとボーっとしておられるそうな ^_^;) 谷山さんはアタゴオルファンクラブに入っておられたほどのファン。ますむらさんとの初対面はますむらさんのサイン会だったとか。幻想図書館の実現は喜ばしいことでしたね。続く3曲、アタゴオルでも特に好きな曲が続きました。嬉しい。
ますむらさんはサッカーブラジル代表の青いユニフォーム(ゼッケン11)にジーンズ、しかしやっぱり猫の耳でご登場。ますむらさんのボーカルで2曲。予想がつかなかったので何も考えずに聞いていましたが、意外と丸めのお声で気分よく聞けました。この次2曲がヒデヨシの曲で、ちょっとギャップがございましたが ^_^;)
ますむらさんは最初ジャンプの手塚賞を取り、次にガロ、さらにマンガ少年と雑誌を転々をされたとか。漫画家になってよかったことは、朝起きなくて良いこと…これは別の漫画家さんの口からもたまに聞かれる言葉ですね。この後アタゴオルの映画の話がありました。谷山さんがちょろっと声優で出演されているとのことで、見に行くかどうか考え中です〜。絵が相当美しそう。
さて、「恥ずかしかったことに挑戦する日」で猫が3曲続きます。「ネコじゃないモン!」を聞いたの初めてです〜。「猫が行く」「猫の森」、猫は孤高でわがままで、でも可愛い生き物だと思います。子供の頃、ひよこを食べられてしまった悲しみは未だに覚えておりますが ^_^;) ますむらさんの左利き用ギターと共演の銀河の曲2曲で本編ラスト。銀河通信は弦の生音のとても似合う曲だと思います。
最後はてんぷらサンライズではじけておしまい。そういえば私、ロビーにいらしたきぐるみヒデヨシを間近で見そびれました〜。終演後にはいなかったので、新宿路地裏のアタゴオルの世界に帰ってしまったのね〜と思うことにしました。