浜松に初めて行きました。浜松城に行き佐鳴湖に行きうなぎを食べ餃子を食べ、観光三昧の1泊2日。しかしメインはやっぱりライブです。窓枠は街中のお花屋さんの店舗にあるライブハウス。雨降りでしたが盛況でした。
昨年に引き続いての浜松ライブ。今日の天気に合わせてか、「雨の国 雨の舟」でスタート。浜松は花の街なので、前半は花の歌特集です。「ひまわり」はどうしても遠くへ行ってしまう男の子をしばきたくなります（伝言は自分でやれと言いたくなる）。「たんぽぽ」でちょっとお声がかすれ気味？ と思いましたら、風邪を引かれたそうです。今年は「調子が良かったのに、人は油断をする」と谷山さん。静岡は暖かいからあまり暖房を使わないというのは本当なんでしょうか ^_^;) ピアノの音がとても良いので、演奏自体はとても楽しそうにお見受けしました。
続くお花の歌はどちらも綺麗。暖冬ですが、もうすぐ来る春がやっぱり待ち遠しくなります。リクエストコーナーはまずお誕生日の人。最初に「ピーターパン」といわれて思い出せなかったのですが、以前の猫森で谷山さんがおっしゃっていた、高校時代の演劇部用の曲だそうです。が、当然ながら歌詞カードがないので却下。続けては「あやつり人形の古い歌詞」、こちらもカードがなくて不可。最後は「吟遊詩人の森」で落着。コアなファンの方でいらっしゃるのかな〜と思いながら聞いていましたら、次の方もまず「わたしはオレンジ」でカードなし、「イカルス」でこれまたカードなし。「われらはみだしっ子（不思議な手紙）」でセーフ。珍しい展開でした。ちなみに2人目はお誕生日の方がおられなかったので挙手指名制です。「不思議な手紙」はリハつきで、そのためか曲目説明は短めでした。曲目説明：「不思議な手紙」→「わりあい明るい」。「吟遊詩人の森」→「森の歌、森に吟遊詩人がいる（無茶な説明です…）」。「キャンディーヌ」→「夜の都会、妄想の中で旅」。「銀河通信」→「メジャーバラード、夜、星座、宇宙」。
順序は「演奏が怖い順」でした。「不思議な手紙」は途中ミスタッチがあり、15秒間なかったことに ^_^;) 「銀河通信」は照明が美しかった。白色のライトがピンで当たり、だんだん谷山さんの背後から照らすように変わって行くのですが、その陰影が素敵でした。きっと良くご存知の方がスタッフにいらっしゃるんですね〜。
この後のMCで谷山さんが紹介された「いじめるな 後が怖いぞ やめておけ」という川柳が妙に頭に残っております ^_^;) 続いては「わりあい人気がある歌」…ってこの2曲はわりあいレベルではないと思いますわ〜。続くMC、今日も谷山さんはドラマトークが止まりません。浜松は若き日の家康の居城があったところ、大河ドラマ「風林火山」の主役陣とは敵対関係だったはずだけどいいんかいなと思いましたが、考えてみたら最終的に家康が勝ち残ってるんだから良いんですよね。ドラマは見ていないのですが、昼間浜松城の見学に行って来たばかりだったので、思い出しながら聞きました。
「美味しいものの歌」3曲。「SAKANA-GIRL」については異論を唱えたい。「紅マグロ」はピアノの伴奏が大変だと思うのですが、演奏する谷山さんがいつも本当に楽しそう。紅マグロという生き物がいたら食べてみたいと思います。「テルーの唄」もだんだん定番になってきましたね〜。「カイの迷宮」、風林火山にちなんでの選曲かと思ってしまいました。「最後で急に重くなる」とおっしゃいましたが、美しく締めるということでよかったと思います。
そして最後、来ました！ 来ると思ってました「袋井市歌」！ やっぱり合唱です！ 曲が始まる前に、袋井市民の方に挙手を募る谷山さん。何人かいらっしゃってます！ しかし袋井市歌を谷山さんが作詞されたことはご存知なかった様子。お手本にサビのところを谷山さんが歌ってから、客席も練習。戸惑いがちな声の中、堂々と歌っておられるのは、昨年猫森にいらしていた方々。そして曲が始まってしまうと皆様ノリノリでした！ やっぱり地元で歌うのが一番ですね。ぜひ袋井市でのコンサートも企画してほしいと思います。