名古屋ボトムラインのコンサート。今日は久しぶりに谷山さんお一人ではなく、AQさんと初ゲストの松ヶ下さんがご一緒です。谷山さんは以前もお召しの、ピンクのラインが可愛い民族衣装っぽい曲でご登場されました。最初は「銀河通信」から。続けて男性陣がご登場。松ヶ下さんは初めてお顔を拝見しました。紳士的な風貌の方ですが、テレビ局の企画で、ギター一本持ってロシア横断なんてことをなさったことのある方だそうです。
次のテーマは「現代人」。しかし「意味なしアリス」はともかく、「卵」を自らの姿にするのは考え物ですわ〜。続いてメンバー紹介と曲目紹介。以前別のところで話されていた、ずっともみの木だと思っていたのが別種の木だったらしいというエピソードで首をかしげる谷山さん。「もみの木って英語で何だっけ?」との質問に、客席から「リンデンバウム」と返答が飛んでました。「英語だっけ?」「ドイツ語です」噛み合ってませんてば ^_^;) ギターとシンセで夜明けのもみの木、綺麗でした。
松ヶ下さんと話そうコーナーその1。モスクワに拉致され(ほんとに拉致)、道中ギターを演奏して路銀を稼ぎつつ次の町へと行く旅というのは、本人承諾なしに開始してしまって良いものなんでしょうか ^_^;) 続く3曲は楽しい歌。突き抜けた世界を明るい歌声と一緒に。
谷山さんはこの前の日にテレビで指揮者の西本智美さんをご覧になって、すっかりブームになってしまったそうです。30代の女性で、指揮者をなさっておられますが、とてもカッコイイ人なのだそうです。あまり力説なさるので帰ってから検索をかけてしまいました。確かに凛々しい! 宝塚系ですね。続いては「〜の駅」シリーズ、「かおのえき」はライブだとCDよりいくつかキーを上げて歌われますが、それはサポートがついても同様でした。高いと「すべてーのひっとっのっ」のところがぶち切れた感じになって面白い。CDバージョンの安定感も捨てがたいのですが ^_^;) 弾けた演奏の後は寂しい子供の歌2曲。このギャップが好き。
「テルー」という言葉のイントネーションに迷っておられるという谷山さん。ルーの部分が上がるか下がるか、東西で違うのかと客席に尋ねておられたのですが、だんだん脱線して訛り全般の話に。ここのMCはちょっと残念でした。舞台上に向けて声をかけるお客さんが何人かいらっしゃいましたが、どんどん趣旨から外れていく話を軌道修正してコンサートの本筋に戻さないのはNGです。お客さんに、別のお客さんの発言を制止させるような事態を招くべきではないと思います。少なくとも会話の主導権だけは谷山さんに握っていただきたい。発言されている方が私のすぐ近くにいらした上、いつ話が切れるのか見えなかったので、しんどかったです〜。
しかし気を取り直して曲続行。私はちょっと神経が尖ってしまってましたが、「風を追いかけて」あたりで戻りました。「ドッペル」の後でしゃべりすぎを反省する発言をされてましたが、まあほどほどということで…。
以降特にトラブルはなく、美しい「カイの迷宮」を堪能。「ここにいるよ」でお開きとなりました。来週はぜひともベストコンディションで聞きたいと思います〜。