千の春の物語

00/06/06 吉祥寺Star Pine's Cafe Open??:?? Start19:45 End22:30
出演:AYUO(Vo,G,bouzouki)、イマイアキノブ(Vo,G)、上野洋子(Vo,Aco)、大熊亘(クラリネット)、太田恵資(フィドル)、サラ・ヨーコ・ベニート(Vo)、つの犬(Dr)、西村卓也(B)、三浦智津子(Dr)、MAHA(ベリーダンス)、ススキコージ(舞台美術・ダンシングロボット・Vo)、AYUOさんのお父さん(G)



 AYUOさんのCD「千の春の物語」発売記念ライブ。このライブまでに曲名を覚えていなかったことと、新譜以外からの曲もたくさんあったことで、メモを取るには取ったのですがかなり適当になり、今読み返すとぜんっぜん何が書いてあるのかわからない…。なので曲順表は割愛します。情けなや。

 前半1時間強、後半50分ほどの2部構成。会場に入って舞台を見上げると、どどんと大きな平たい操り人形が据えてあります。スズキコージ氏の手になる、インド・東南アジアの寺院の極彩色を連想させるサイケなデザイン。加えて舞台から客席へ、ダンス用にステージが伸ばしてありました。

 最初はAYUOさんと三浦さんのセッションから。続いて上野さんとサラさんMAHAさんを除く面々が登場し、シカラムータの曲「ラジャマティ・クマティ」。この日はシカラムータの面々が半分そろっていたことに加え、3月に一緒にライブをしたので大分慣れていたようです。この曲に合わせて人形が手足を動かして踊る。にぎやかな雰囲気の中サラさんが登場して「ダンス・オブ・ライフ」と、もう1曲(「Volden」と聞こえましたがタイトルわからず)披露されました。ゲスト様多数で、とても入れ替わりが激しいです。ここでサラさんが抜け、ベリー・ダンサーのMAHAさんが登場。ロングヘアと剣を駆使したダンスで会場を魅了(曲名「イズミール・フェア」…と聞こえました。自信なし)。

 ここで上野さんが舞台前面に登場。Earth Guiterの曲をアコーディオンで伴奏します。AYUOさんが歌われるなかを舞うMAHAさん。私の位置はかなり後ろのほうだったので、踊るMAHAさんと人形に目が行ってしまい、あまり演奏を聞いてませんでした ^_^;) ここでMAHAさんが退場。上野さんが「Cantigas」でメインヴォーカルを取られます。このときは人形もあまり踊らず、太田さんの奏でる旋律と声がからみ、ドラムお二人とAYUOさんのブズーキがリズムを保った迫力ある仕上がりでした。続けてはEarth Guiterの曲をメドレー風に。これはAYUOさんがヴォーカルでしたが、上野さんが随所でコーラスを入れていました。この後上野さんは退場され、イマイさんが代わって入ります。AYUOさんがベースメロディを担当し、大熊さんとの迫力あるセッションで第一部終了。

 第2部は第1部に増して何もメモってない ^_^;) まず1曲目でAYUOさんの義理のお父さん(お名前失念しました。すみません)が出演されました。イラン系アメリカ人でいらっしゃるとのことで、お二人だけで1曲イランの曲を。哀切なメロディを弦ふたつと渋いお声で歌われていました。続くMCでお父さんが抜けて、サラさん・上野さんを除く全員が戻ります。またEarth Guiter の曲。MAHAさんが大活躍で、剣(切れないやつですが)をくるくる回しながら踊る様がとても情熱的で素敵でした。続いてサラさんが登場し、1曲だけ披露。続いて登場の上野さんと入れ替わって退場。この日はサラさんと上野さんが同時に舞台に上がらず、女声によるセッションも少なくて少々残念でした。上野さんも2曲のみで退場です。

 とにかくぼけっと聞き流してしまった感が強く、我ながらもったいなかったです。舞台上に踊る人形とベリー・ダンスが華やかで、壇上が異世界のよう。とにかく芸達者な、音楽で遊べる人たちの演奏と一緒に、アジアのお祭りに加われたような一夜でした。




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