最近馴染みになりつつあるStar Pine's Cafeでのライブ。着いた早々会場の外の予定表に「大熊氏遅刻のため、植村氏が出演しない」旨の書き込みが…。原因と結果が対応してないぞ、と首をひねりつつ入場。プログラムは誤字脱字が激しく大笑い(LiveがRiveになってたりする)。お気に入りの2階舞台正面席で、記録係のスタッフさんの撮影ビデオに挟まれて着席しました。撮影の邪魔になるためかタバコを吸う人が誰もいなかったので助かりました。
シカラムータはこの日初めて見る生演奏。チェロの坂本さんがお怪我で休演、完全なメンバーではなかったのが残念なところ。植村氏がいないんじゃドラムどうすんだろ、と思ってましたらカミムラさんとおっしゃる覆面(…)のドラマーさんが代理(……)で出演。看板の謎がここで明らかに。この前日大熊氏は遠方でライブがあったため、楽器運びを手伝うと約束したにも関わらず準備に遅刻し、植村氏が御立腹されて帰ってしまわれた、とのことで。よく同じ腕前(………)の、よく似た(…………)覆面ドラマーがつかまったことでございます。
太田さんが相変わらず飛ばした演奏で嬉しい〜。なんというか、どの曲も見事な変拍子の嵐なのに皆さんびくともしない…。頭でカウント取っちゃいけませんね。8曲目の「ターキッシュ・ダンス」はトルコの曲、AYUO Trioと上野さんがご一緒でした。演奏は息が合っててお見事。あの舞台に9人も上がると狭いですね。
休憩を挟んで後半がAYUO Trio。曲ごとに入れ替わり立ち代わりゲストさんが来ました。また上野さん以外にギターの今井さんがゲストで参加。上野さんはほぼアコーディオンを抱きかかえての演奏で、10曲目12曲目と17曲目でメインヴォーカルをとりました。他にAYUOさんのコーラスなども。13曲目は新曲。途中からどんどん人数が増えてきて、三浦さんとカミムラさんのツインドラムがどかどか響く上に西村さんのベースが自己主張激しくつらなり、リズムセッションが印象に残りました。
アンコールは今井さん以外の全員で演奏。ドラムで植村さんが戻ってきてました。^_^;)
越天楽は雅楽の曲ですが、この日はアイリッシュに編曲されたもので、ひちりき担当部分をクラリネットでやっていてはまってました。「おはやし」はタイトルにちょっと自信無しです。最初は比較的のんびりしたテンポだったのですが、一区切り終わる毎にどんどんどんどんどんどんどんどん早くなっていき、太田さんの弓の毛みたいなの(正式名称知りません)がぶちぶち切れるしアコーディオンの上野さんは鍵盤の上をだーっと押すばかりになるしその中でドラムお二人はお見事なまでに一致した暴走を見せるしで手に汗にぎる演奏でございました。
やっぱり楽器ができるのって良いですねえ…。ともあれとても楽しいライブでした。またこのメンツでやってくれないかな〜絶対行くのに。