ことのはのもり
昔の日記
旅のこと

旅行の目的:コンサート(福井市にて) 一人旅
2007年10月26日(Fri)
往路
JR熊谷駅23:37→(上越新幹線)→JR高崎駅00:32→(寝台列車北陸)→06:33JR金沢駅→JR芦原温泉駅 北陸フリー切符21000円+加賀温泉駅〜芦原温泉駅間乗車料金320円

 前日夜出発で寝台車利用。フリー切符は寝台車も新幹線指定席も乗れるので、目いっぱい使いました。
 が、B寝台ソロが埋まっていたため開放型寝台。狭し。
夜の熊谷駅その一。
夜の熊谷駅その二。人がいないのが珍しくて撮ってみました。
車中泊(北陸号B寝台)
2007年10月27日(Sat)
朝食:家から持参したパンなど
東尋坊
JR芦原温泉駅9:10→(京福バス)→東尋坊9:47 東尋坊・永平寺フリーバス乗車券2000円

 芦原温泉には8:15くらいには到着していました。でも京福バスの乗車券売り場が9時オープン、かつフリー乗車券の有効時間が9時からということで1本後のバスで出発。この乗車券は2日間有効、東尋坊・永平寺・JR福井駅のラインを乗降自由、食堂や売店・各種アミューズメントの割引などもあってお得です。なおJRの駅に、福井・芦原に限らず各市町村の名所やアミューズメントで割引や特典を受けられる観光案内パンフレットがいろいろ置いてありました。
 東尋坊までは三国港を経由するルートの路線バス。途中鴨が池という、文字通り鴨のたくさんいる池を通りました。三国の街並みもよく整備され、歴史ある港の風情が漂っています。途中下車したかったけれど車窓から堪能。
 東尋坊到着。バス停から海岸まではみやげ物が軒を連ねる道を通ります。風強し。遊覧船は波のため運行停止中。残念。通常は東尋坊のがけ下にある船着場から、東尋坊付近にある雄島までのコースをめぐってくれるそうです。
 雨は午前中ぎりぎり降りませんでしたので海岸を散策。しかし本当に風が強くて、階段で足を滑らせた観光客の方がいらっしゃいました(幸い海には落ちませんでしたが、救急車で運ばれて行きました…)。私は崖も荒波も好き。しかしこの強風で崖の上に行くのは怖い。へたれですが、海の写真を撮るときは崖の手前で座る→腰でにじりよって撮影→腰で後退してから立ち上がるという方法を取りました。結構皆さん間際まで行ってらして、良い度胸だなあと感心。
 お昼を食べ終わった段階で降雨あり。
遊歩道スタート地点近辺。
船着場近辺の岩場その一その二その三その四その五その六その七
遊歩道から、その一その二
千畳敷近辺風景その一その二その三その四その五その六
遊歩道から千畳敷手前の岩場を見下ろす。手前の石は崖っぷちです。
千畳敷三段岩。
遊歩道からの風景その一その二その三その四その五その六
おまけ、遊歩道にいた猫。黒っぽくかすかにしか見えませんが…。
昼食:東尋坊付近の食堂。
イクラとねぎトロ丼を食べました。京福バスフリー切符の割引券で一割引〜。
松島水族館
東尋坊→(京福バス)→松島水族館 バスフリー切符範囲内
松島水族館入館料1120円(1400円からバスフリー切符割引券で2割引)

 風雨をしのげる場所を目指して松島水族館に移動。しかしここは越前松島の景勝と動物たちとのふれあいをいっぺんに楽しめるのが売りの、いわゆる開放型水族館。屋外に見所が多いのです…。雨が横殴りに吹いてくるので、ショーでがんばっているイルカたちの姿を写真に収めようにも、携帯が濡れるんではないかと怖くてできず。ペンギンのショーはやっていたのに気づかなくて見られませんでした。もったいない〜。
 ウミガメにえさをあげたり、水生生物に手で触れたりできるコーナーや、地元の日本海に根ざした展示など、小さいながらいろいろ工夫を凝らした水族館です。特に秋口はエチゼンクラゲを展示中。実物はでかい! しかしこれでも最大サイズではないらしい。がんばれ漁師さん。
宿へ
松島水族館→(京福バス)→JR芦原温泉駅 バスフリー切符範囲内
JR芦原温泉駅→(JR)→JR福井駅 運賃320円

 福井駅近く、響のホールにてコンサート。
 ホテルはコンサート会場の隣にしました。移動が楽〜。
ユアーズホテル福井泊(予約:旅の窓口)
シングルの部屋にしては広め。ベッドも大きかった。
夕食:ホテル地下のイタリアンレストラン。麺の太いパスタを食べました。
2007年10月28日(Sun)
朝食:ホテル
北の庄城址公園→福井城址→養浩館庭園→福井市立郷土歴史博物館
養浩館庭園・博物館共通入館券500円

 朝のんびりしすぎてしまい、ホテル出発が10時過ぎ。福井は継体天皇の出身地で、市内に「3歩歩けば古墳に当たる」ということで有名な公園があるのですが、そちらはあきらめて近代中心に観光しました。
 まずは北の庄城址公園。有名な柴田勝家とお市の方が住んだところで、城跡は綺麗に整備された公園と神社になっています。
 続いて福井城址。ここは現在福井県庁が建っていますが、石垣お堀が残っており、気分の良い散歩コース。お堀には魚と亀と鴨が三点セットで泳いでいます。撮り損ねてしまった。
 福井城址を横目に北上、しばらく歩くと福井藩主松平家の別邸、養浩館庭園にたどり着きます。かつての邸宅(書院)も残っており、手軽に散策可能。庭園と隣接する歴史博物館との共通入場券があり、JR駅で配布している福井駅ガイドを持っていると、歴史博物館で通常展示のみ閲覧の場合は割引が受けられます。
 歴史博物館は真新しく、古代から続く福井の歴史を、映像やジオラマを多用してわかりやすく解説しています。
養浩館・書院の屋根。草が生えてて素敵〜。
書院内部。突き当たりの部屋はお風呂場です。
書院から見る庭園その一その二
庭園。
池を挟んで眺める書院。
庭の鴨。誰が撮らずにいられよう。
歴史博物館裏手の水路。旧藩邸の門が残されています。
永平寺
福井駅前→(京福バス)→永平寺 バスフリー乗車券範囲内
入山券500円

 博物館からダッシュで戻り、何とかバスに間に合いました。福井駅前から永平寺まで直行バスが出ています。
 永平寺は曹洞宗大本山、禅寺として有名です。とにかく人が多かった! 苔むした石段と参堂を通り、最初に参拝者用の建物・吉祥閣の一室で、修行僧の方から見学のレクチャーを受けます。40畳くらいの広さの部屋が参拝者で埋まっていました。撮影は自由ですが、修行僧の方を撮影することはご法度とのこと。お坊様は食べること寝ることお手洗いに行くこと、すべてが修行なのだそうです。午前3時起床とか…。
敷地に入ってすぐにある大木。このレベルの木がたくさんありました。
敷地に入ってすぐのお堂。落ち着いたたたずまい。
回廊に入ってすぐに見える風景。仏殿を見上げます。
回廊から見下ろす山門その一その二
回廊から仏殿を見上げる。
法堂に続く階段。法堂は修行僧の方がお勤め中だったので、撮影はしませんでした。
常陽殿の手前から中庭(?)を見下ろす。
常陽殿の門回廊から内側から
回廊の床にはめ込んである金属。排水溝…?
山門から庭を見るその一その二
山門から回廊を見上げる。
山門の天井を見上げる。
鐘楼その一その二。ゆく年くる年!
木の根。見甲斐あり。
経堂から見る庭。
多分寂光院(自信なし…)。
帰路
永平寺→(京福バス)→JR芦原温泉駅 バスフリー切符範囲内
JR芦原温泉駅→(JR)→JR金沢駅 芦原温泉〜加賀温泉間乗車料金320円
JR金沢駅→(特急はくたか号)→JR越後湯沢駅→(上越新幹線)→JR熊谷駅 北陸フリー切符範囲内

ことのはのもり
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