「ゲスト」の文字を念頭において参りましたが、「with 上野洋子」は伊達じゃありませんでした。上野さん最初から最後まで出ずっぱりでした。ナイスです。
行けるかどうか前日までわからなかったため、行けると確定してからMANDA-LAに電話をしたら、当日券Onlyでした。でも5時半頃から並んでいた人もいて、最終的に立ち見の人も。私は座れましたが…人間蝕〜。吉祥寺MANDA-LA2は、うかつに座るより立ち見の方が見やすい場合があるようです。
I部6曲目と7曲目、II部1曲目と2曲目、アンコールはayuoさんと上野さんのお二人で演奏。あとは西村さん三浦さんが参加されました。MCはほぼ曲間すべてにありましたが、次に演奏する曲の説明が大部分。
ayuoさんは日本の学校に行っていないので(アメリカでずっと過ごされたらしい)日本語の曲が少ないそうですが、I部の2曲目はayuoさんオリジナルの日本語の曲でした。6曲目7曲目は、9月14日15日の声明のコンサートで演奏されたもの。あとの日本語タイトルの曲は「ナーサリー・チャイムス」から。II部の3曲目とアンコールはチェーホフ原作の舞台「カモメ」で使われた曲です。
特筆はやはり「A Prayer and Modest Wish〜」でしょうか。Vita Novaの「ancient flowers」から、ayuoさんのアレンジで。間奏の三浦さんのパーカッション、西村さんのベースが、CDの透明感からどっしりと根を生やした感じで素敵でした。(音楽を語るボキャブラリーを誰か私にプリーズ!)
上野さんは「ヴォーカル」というより「ヴォイス」という印象です。ayuoさんと組むとそうなのかな? 6曲目7曲目は歌詞よりもメロディラインのベースを勤める声の方が印象的、おまけに10分近くある曲なので余計にそんな感じを受けたのかも知れません。あまり飾り立てない音に、低音の声はとても合います。
次回のayuoさんのライブは…なんでよりによって12月27日なんかに ^_^;) 絶対行けない。^_^;)