AYUO TRIO with 上野洋子

98/10/04 吉祥寺MANDA-LA2 Open18:30 Start19:30 End21:30
出演:高橋鮎生(Vo、B、ブズーキ、ケルトハープ)西村卓也(B)三浦千津子(Dr)
ゲスト:上野洋子(アコーディオン、ヴォーカル)



曲目

I
  1. Tao
  2. 月と水
  3. ヒバリ
  4. 1000 Springs
  5. Garden of our Dreaming
  6. 第二次大戦が終わった日僕はここにいた(Where I was the day The Second World War ended)
  7. デモクラシーの王子にであったオフェーリア(Orpheria meets her Prince of Democracy)

II
  1. Garden of our Dreaming
  2. 明日きっと聞かせて
  3. Santa Maria〜O Light of my Heart
  4. Teddy Bear's Picnic〜Alabama Song
  5. A Prayer and Modest Wish〜Going Along the Paths

アンコール

  1. (タイトル聞きそこねた…「カモメ」で使われた曲)



 「ゲスト」の文字を念頭において参りましたが、「with 上野洋子」は伊達じゃありませんでした。上野さん最初から最後まで出ずっぱりでした。ナイスです。
 行けるかどうか前日までわからなかったため、行けると確定してからMANDA-LAに電話をしたら、当日券Onlyでした。でも5時半頃から並んでいた人もいて、最終的に立ち見の人も。私は座れましたが…人間蝕〜。吉祥寺MANDA-LA2は、うかつに座るより立ち見の方が見やすい場合があるようです。

 I部6曲目と7曲目、II部1曲目と2曲目、アンコールはayuoさんと上野さんのお二人で演奏。あとは西村さん三浦さんが参加されました。MCはほぼ曲間すべてにありましたが、次に演奏する曲の説明が大部分。
 ayuoさんは日本の学校に行っていないので(アメリカでずっと過ごされたらしい)日本語の曲が少ないそうですが、I部の2曲目はayuoさんオリジナルの日本語の曲でした。6曲目7曲目は、9月14日15日の声明のコンサートで演奏されたもの。あとの日本語タイトルの曲は「ナーサリー・チャイムス」から。II部の3曲目とアンコールはチェーホフ原作の舞台「カモメ」で使われた曲です。
 特筆はやはり「A Prayer and Modest Wish〜」でしょうか。Vita Novaの「ancient flowers」から、ayuoさんのアレンジで。間奏の三浦さんのパーカッション、西村さんのベースが、CDの透明感からどっしりと根を生やした感じで素敵でした。(音楽を語るボキャブラリーを誰か私にプリーズ!)

 上野さんは「ヴォーカル」というより「ヴォイス」という印象です。ayuoさんと組むとそうなのかな? 6曲目7曲目は歌詞よりもメロディラインのベースを勤める声の方が印象的、おまけに10分近くある曲なので余計にそんな感じを受けたのかも知れません。あまり飾り立てない音に、低音の声はとても合います。

 次回のayuoさんのライブは…なんでよりによって12月27日なんかに ^_^;) 絶対行けない。^_^;)




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