昨年6月に続いての中野ZERO。ZEROは中野区の多目的会館にあるホールで、隣接して図書館やらプラネタやらもあり、待ち時間はまったく退屈しません。開場時刻前には、建物の入り口でファンの方によるZABADAKの曲の演奏が行われていました。会場販売の商品の中には、CDや楽譜に挟まって、嬉しいことにリコーダーが。私は買わなかったんですが ^_^;) 終わって外に出てから吹いてる人を見掛けて、ちらっと後悔しましたです。
客電がわずかに暗くなったところで、のっけから出演者の皆様総出。舞台中央に集まって楽譜を広げ、「光降る朝」を全員でアカペラコーラス。「風の巨人」で各員所定の位置に就き、いきなりのりのりの演奏が始まります。すでに立ち上がる方が多数。MCの後「DEIR PAIDER」は勿論公子さんのヴォーカル、CDよりも早めのテンポで盛り上げ、「PACO」ではKYOKOさんと太田さんの演奏が名人芸で印象に残りました。
この後YAYOIさんが登場、「赤い鹿」のヴォイスワークと共にパフォーマンスを。相変わらず足と背中の綺麗なかたです。1曲のみで退場だったのが残念でした。続いて長丁場の「遠い旅の記憶」。MCで五島プラネタリウムのことに触れた吉良さん、来年の閉館をさして「また渋谷の良心がひとつ消える」と残念そうでした。
「蒼の部屋」「BELIEVE」「オハイオ」と、吉良さんのヴォーカルとギターメインで進んだ後は、公子さんとお二人でしっとりと「光の庭で」。ここからまた皆さん舞台に戻られ、ラスト2曲は客席も手拍子足拍子隠れコーラスで大盛り上がりでした。
気合いの入ったアンコールコールの後はヒートアップの曲2つ。当然ながら総立ちで手拍子も白熱。最後の締めに「EASY GOING」で疲労困憊状態の一同、それでも2度目のアンコールにこたえてくれました。曲がないとのことで「収穫祭」のアレンジ違いバージョン、お得なプレゼント。
ということで、幸せならばすべてが許されるのだ状態 ^_^;) にて帰路へ。次回は是非昭乃さんを加えて全曲制覇してほしいものです。ついでながらコンサートが終わった後、ホールを歩く伊藤真澄さんのお姿を見られてラッキーでした〜。