ZABADAK CONCERT 2001

01/03/29 Zepp Tokyo Open18:00 Start19:05
出演:吉良知彦(Vo,G)小峰公子(Vo,Cho,Aco) 太田恵資(Vi,Voice) 難波弘之(Key) 佐藤正治(Dr,Per) 藤井珠緒(Per)



曲目

  1. 鍵穴と迷路
  2. 風の巨人
  3. 駆け抜ける風のように
    • MC
  4. Poland
  5. 風を継ぐ者
  6. 遠い旅の記憶
    • MC
  7. 小さい宇宙
    • MC
  8. 光の庭で
  9. 休まない翼
    • MC
  10. 星ぬ浜
  11. 天使の匂い
    • MC
  12. TEARS
  13. 永遠の森

アンコール

  1. わにのゆめ
  2. Easy Going

アンコール2

  1. 収穫祭



 東京お台場はZepp Tokyoでのライブ。雨の降る中参りました。

 客電が落ちると同時に壇上の薄い紗のスクリーンに大写しされる瞳。打楽器が響き始める中、映像は徐々にタペストリー風の絵へと変わっていきます。出だしは太田さんのヴォイスから「鍵穴と迷路」。続く「風の巨人」はオカリナの演奏が魅力。この次にようやくスクリーンが落ち、背後から現れたご一同が「駆け抜ける風のように」をソウルフルに演奏。皆様白またはモノトーンの衣装で統一されていました。

 個人的に特筆は「遠い旅の記憶」とアンコールの「わにのゆめ」。まず「遠い旅の記憶」、これはインストだからでしょうか、演奏するたびに各位アレンジが変わる気がします。自由奔放に、けれど曲として成り立つように、個性と個性がぶつかりあう。難波さんのキーボードと太田さんのバイオリンの威力がこれでもかと増す中、佐藤さんのドラムは揺らぐ大地のように存在感を主張し、その上を吉良さんのギターが突っ込んでいく。生で聞けることに感謝の念を覚えずに要られませんでした。アンコールの「わに」は、イントロの佐藤さんと珠緒さんのパーカッションデュオがとにかくすごかったです。リズム隊の活躍には、本当に心が躍ります。

 今回どうしても残念だったのは音響。悪かったです。前方右側中央寄りの座席でしたが、低音と電子系の音割れがひどくて曲に集中できませんでした。ライブ終了後、通りすがりの会話のいくつかでも同様の内容が聞かれたので、特に私のいた位置だけが悪かったわけではないようです。もったいなかった。改善に期待。




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