ZABAKARAQUJILAの梅雨入り宣言

01/06/11 STP139スイートベイジル Open19:00 Start20:00 End22:00
出演:吉良知彦(Vo,G) 小峰公子(Vo,Aco) 杉林恭雄(Vo,G) 松永孝義(B) 楠均(Dr)



曲目

オープニングアクト(カナリアのいるカフェ)

  1. No No Boy
    • MC
  2. カナリア色のカフェでは

ライブ

  1. Wings of an Angel(Vo.全員)
  2. Throw to me(Vo.公子さん)
    • MC
  3. たまご(Vo.杉林さん)
    • MC
  4. 星ぬ浜(Vo.公子さん)
    • MC
  5. 夜明けまで(Vo.吉良さん)
  6. ?(Vo.杉林さん)
    • MC
  7. 7月の雪(Vo.公子さん)
  8. あざみ(Vo.杉林さん)
    • MC
  9. 遠い音楽(Vo.吉良さん)
    • MC
  10. 明日ヲ見ル丘(Vo.公子さん)
    • MC
  11. Tears(Vo.杉林さん)
  12. さんそ(Vo.吉良さん)
    • MC
  13. Mother(Vo.吉良さん)
  14. 夢見るための花(Vo.杉林さん)

アンコール

  1. カッパ(Vo.杉林さん)
  2. Easy Going(Vo.吉良さん)

アンコール2




 六本木スイートベイジルはレストラン形式のライブハウスです。すでに梅雨入りの雨の中を行ってまいりました。天井の高い明るい造りの内装で、2階席もあります。テーブル上には2人で1つくらいの間隔で短いキャンドルが置かれてあり、白いクロスに映えて綺麗でした。ハーブ中心のおいしそうな料理がメニューに並んでいますが、如何せん単価が高いのが難点…。六本木だからなあ。

 楠さん・オキトさんによるオープニングアクトの後ライブ本編へ。私はQUJILAの曲をまともに聞くのは今回が初めてです。最初の曲でエレキギターが強かったので、意外とロック系のライブになるのかと思ってましたが、次の曲ではハモリ重視でアコースティックっぽく。芸達者な皆様のこと、一面だけでは固まりません。

 「たまご」で杉林さんのお声をくっきりと聞けました。柔らかい印象。楠さんもコーラスにて参加。「星ぬ浜」では吉良さんが三線、杉林さんがアコースティックギターで公子さんがヴォーカル。「ZABADAKの曲ですが今日はKarak名義です」と吉良さん。次は知らない曲だったのでQUJILAの曲かと思いきや、ZABADAKの新曲でした。またしてもイントロとちる吉良さん ^_^;) 重厚な感じのメロディですが、コーラスが入ると音が良く伸びていました。

 公子さん・杉林さん・吉良さんとも、メインとサポートを交互に行っていて、バランスが取れていて良い感じです。QUJILAの曲を熱演した次のMC、吉良さんはタオルを探していたようですが取りに行けず、客席から借りていました ^_^;) 「七月の雪」では熱唱する公子さんの後ろで残るお二人はアコースティックギター。続けて「あざみ」、吉良さんが今回汗っかきなのは、他の人の曲だと間違えられない緊張から来るんじゃないかなーと思った一曲です ^_^;) 杉林さんいわく、「こういう曲を汗だくでやってる吉良くんはかわいい」確かに。

 久しぶりに弾き語りではない「遠い音楽」を聞きました。楠木さんのコーラス付き。綺麗にハモッているおかげで、少々贅沢な印象の一曲となりました。食事可能なぎりぎりのところまで客席のライトが落ちたので、「ろうそくが綺麗」と吉良さん。ここまで結構明るかったので、改めて目にされて感動したようです。

 このあとお互いの曲を交換してヴォーカルをとりました。吉良さんの声に慣れている身としては、杉林さんの「Tears」は新鮮でした。なんだかほんわりした印象の方でいらっしゃいます。「ヴォーカルにディストーションが」と吉良さんがおっしゃってましたが、これは単に歌を入れ替えたと言うことですよね ^_^;) この2曲はこの日の目玉だったようで、終わってしばし客席がざわめいていました。

 「Mother」は、吉良さんは杉林さんと息子さんのことを考えながら作ったそうです。が、杉林さんは吉良さんとお母さんのことだと思ってらしたそうで、微笑ましい行き違いですね。本編ラストは「夢見るための花」、「一番やりたかった曲」と吉良さん。締めに相応しい、息が合っていながらも緊迫感ある演奏だったと思います。

 アンコールはノリノリの曲が続きました。キャンドルがあるからどうかなー、と思いましたがやはり「Easy Going」では皆さん立ちました。私は座ってました ^_^;) 時計と睨めっこ。この盛り上がりっぷりは曲が納まらず、拍手の嵐はなお続きました。このあともう一度アンコールがあったと思われるのですが、私は時間切れのためここまで。アンコールに応えて最登場された…とわかるどよめきを後に会場を出るのは大変寂しかったです ^_^;)




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