かぼちゃ商会さんとZABADAKのジョイントライブ。かぼちゃ商会さんに関しては事前知識ゼロで行きました。演奏スタイル、楽器その他、なんとなく見覚えが…と思ったら、チンドン屋さん系の曲がメイン。シカラムータのライブでなじんでいたおかげで無理なく楽しめました。沖縄の曲ってチンドンがはまるわ。お客さんのノリもまたよし。
ZABADAKは後半でした。私は会場の後方壁際にいたのですが、目の前に草太郎くん（吉良さんの息子さん）がいて、吉良さんが登場されたところで「俺の父ちゃんだ！」と指差して申告していたので笑いをこらえるのが大変でした ^_^;) まず吉良さんの弾き語りで「遠い音楽」。続いて公子さんがいらっしゃって「眠れない夜の歌」。「ライブが終わっちゃう曲だよね」とは続けて登場された佐藤さんの弁。このＭＣで、吉良さんが世田谷の公園でシジミを見つけ、晩御飯に食べたお話を披露。なんだかやたらと楽しそうでした。
公子さんがくじらの杉村さんとライブをされたとき、星めぐりの歌を聞いて、公子さんが作詞されたと思われたそうで「すごい歌詞だ」と褒めちぎられたそうです。なんかいい話です。しかし迫力をこめて公子さんが歌い上げられ、続けて次の曲…と思ったら「歌詞カードめくるの忘れた」…吉良さん、一回のライブで一度はやりますねこの手のこと。
「星ぬ浜」の後、「星の約束」「Colors」と、佐藤さんの太鼓が低音維持しつつ盛り上がりました。目の前で草太郎くんが踊るし真似するしで面白かった ^_^;) 最後の2曲は、3人でやるにはチャレンジャーの曲。アコースティック風味ながら、お客さんのノリとステージ上の盛り上げがきれいに決まって楽しめました。
アンコールはまず1曲目が「TEARS」で、ZABADAKのみ。2曲目はかぼちゃ商会さんと一緒に「安里屋ユンタ」をやったんですが、面白かったです。沖縄の曲はチンドンがはまると上で書きましたが、例に漏れず。人口密度の高い壇上で、所狭しと演奏していた皆さんが大層楽しそうでした。私の頭の中にある「安里屋ユンタ」は、「Asian Fantasy Orchestra」のCDに入っているものがどうしても印象が強いのですが、今日の曲の雰囲気もにぎにぎしくて好き。
最後に熱意あふれるアンコールにこたえて、吉良さんお一人で「小さい宇宙」。ギター弾き語りでしたが、完全燃焼の故か喉が不調でいらしたようです。けれども拍手と和気藹々とした雰囲気でのりきり、しめくくりとなりました。ちょっと昔に戻ったような印象のライブでした。