ZABADAK 新メンバーお披露目セッション

99/06/07 吉祥寺Star Pine's Cafe Open18:30 Start19:30(20:00) End21:45
出演:吉良知彦(G, Vo) 西村智彦(G) 木屋響子(Mrb, Pf, Per, Cho) 小峰公子(Cho, Vo) 佐藤正治(Ds, Per) 早川哲也(B) 大田恵資(Vi)



曲目

  1. なかなか終わらないうた
    • MC
  2. Psi-Trailing
    • MC(公子さん登場)
  3. 光の庭で
    • MC(KYOKOさん登場)
  4. 遠い音楽
    • MC(残りメンバー登場・公子さん退場)
  5. パルケ・エスパーニャ
    • MC(公子さん戻る)
  6. 妖精たちの組曲
  7. 川踊り
    • MC
  8. 風の時間
    • MC
  9. (新曲)
  10. Hervest Rain
  11. Goodbye Earth
    • MC(メンバー紹介)
  12. 双子の星
    • MC
  13. オハイオ州殺人事件
    • MC
  14. 夢を見る方法
  15. 人形たちの長い午睡
    • MC
  16. わにのゆめ
  17. Easy Going

アンコール

  1. 光降る朝
  2. 永遠の森

アンコール2

  1. 吉良さんのあいさつ



 「新メンバーお披露目」とのことで、遊びに行ってまいりました。ZABADAKにしては狭い会場です。開場前の列は結構な長蛇で、ぴあのチケットとStar Pine's Cafeのチケットが入り交じって少々混乱していたようです。2階の私がいつも愛用している席はすべて「御招待席」でちょっとがっかり。2階横席に行ったのですが、隣席の御仁がちょいと外れで ^_^;) びしばし人間蝕。でも一応他に障害物がないので、まあ楽といえば楽でした。おまけに開演前に斎藤ネコさん(この日はお客)が至近距離をとおって行かれたのでラッキー。

 林邦宏氏のオープニングアクトの後、8時ごろZABADAKの演奏スタート。吉良さんはこの日少々緊張気味―――だったためかどうかはわかりませんが、おおっぴらなミスが何回かありました。よりによって「Psi-trailing」と「Hervest Rain」で間違わんでも良いと思う。しかし下手にごまかそうとせず、正直に謝ってリスタートするあたり良い度胸。さすがです(注:誉めている)。「Psi-trailing」の後、公子さん・KYOKOさんが登場するときに「緊張が伝染して〜」とおっしゃっていたのが笑えました。

 この日は新曲4曲。「パルケ・エスパーニャ」はバイオリンがのりまくったインストで、タイトルそのまんまです。「川踊り」…素直にリバーダンスと言わんかな、のインスト。「風の時間」は何故か「風の図鑑」と思ってました私。残り一曲はタイトル不明で、ブズーキを使ったヴォーカル付きの曲です。歌詞に「銀の翼で〜」と言うところがあり、そこが妙に印象に残ってます。

 「妖精たちの組曲」はKYOKOさん作曲のインストです。KYOKOさんのライブでは、こんな風な即興風の曲が良く聞けますが、これだけ雑多な楽器を使っての曲は普段ないので新鮮でした。KYOKOさんらしいなと思ったのですが、それでもZABADAKらしく聞こえるあたり、やっぱり各人の個性の賜物でしょうか。それと「Goodbye Earth」では、KYOKOさんがメインヴォーカルでした。これもまた新鮮。

 オハイオから後はもう定番ノリノリ曲のリレーですね。Star Pine's Cafeは今回椅子並びがぎちぎちでしたが、多分椅子と椅子の隙間がもう15センチあれば皆さん立って踊ってらしたんではと思います。

 「双子の星」や「光の庭で」など、公子さんが歌うとやはりがらりと印象が変わります。アンコールは結構しっとりした曲でまとめ。余韻冷め遣らぬ中、最後に根性でアンコールがかかったおかげで、「ネタぎれ」とおっしゃいながらも吉良さんが挨拶に出てくださいました。おかげで幸せな気分で家路につけましたです。




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