中野ZEROは1250席を数える結構立派なホールです。客席の2階席は使われませんでしたが、1階席はほぼ満員。途中吉良さんのMCで「昨日はZABADAK最狭(さいせま)な会場でしたが、今日は…」とありましたが、時刻と日程のせいで涙を飲んだ人がいると思いますので何とも。
林邦宏さんのオープニングアクトの後、この日は最初から全員が舞台上へ。のっけから「Poland」でちょっとびっくりしました。加えてもっとびっくりしたのは…ネコさん〜!? 「川踊り」の後でバイオリン片手にご登場。ツインバイオリンだなんて珍しい、と思ってましたら「普通来ないよね。バイオリンがいるのに」と太田さんが苦笑されてました。昨日の打ち上げで急遽出演決定されたそうです。新曲でいきなりリハ無しでかっとんだ演奏を披露してくださるあたり、さすがどころの話じゃありません。谷山さんのステージで知ってはいましたが感心することしきり。でも一曲で引いてしまわれてちょっと残念。最後にアンコールで登場。「光の庭で」では公子さんの伴奏をつとめられ、美しい旋律を堪能させていただきました。太田さんとの自己主張対決 ^_^;)もききどころでした。双方一歩も引かず! って感じで。
この日はKYOKOさんの曲がなく残念だったのですが、同行の知人が「これだけ広いと無理でしょう」と…確かにそうかも。昨日に続き、最近のZABADAKではやっていなかった選曲で、とくに女性ヴォーカルの印象がインプリンティング状態の曲を吉良さんのヴォーカルで聞くに至り、「どこか変わった気がする」印象を受けました。どこがどう、とか、以前に比べて良いとか悪いとかいうことではないのですけれども。
広い会場で勘が戻ったのか、昨日よりミスもなく、演奏は安定してノリノリでした。さすがに広い客席でしたので、今日は皆さん踊ってましたね〜。でも残念だったのが、スピーカーが低音で音割れ・ハウリングを起こしていたこと…「Goodbye Earth」のコーラスが割れててどうするんだ〜。
「オハイオ」の後のMC。吉良さん「考えてみると、奥さんが綺麗じゃなくなったから殺してしまうとんでもない曲ですよね」公子さん「まあ私は美しくないから」吉良さん「美人だと思うけど」という会話があり、会場がどよめいてました。確かに、公子さんが美しくないってことはまったくありませんですね ^_^;)