ZABADAK特集、最終回。何とこの日は客席に吉良さんご一家の姿も見られました。でも場所柄のためかそれともざばファンの特徴か、騒ぐ人がいなかったので好感度大。
この日は「銀河」や星の成り立ちについての話がありました。「重い元素は星の中でしか作られないもので、もちろん私たちの体を作る元素も、星の中で生まれたものだ」という村松氏のコメント、昔初めて星の一生を本で読んだときの感動を思い出しました。1ヵ月とおして村松氏のコメントはロマンに満ちておりました。やっぱり星空を見上げる人はみんな詩人なんでしょうか。
最終日プログラムのおまけイラストは「だんご虫座」…星座早見盤ではかんむり座なんて名前がついてる星の並びですね。
3回目。雨の中たどりついて入場して思ったこと、「何故こんなに人が…?」。皆様お誘い合わせの上でお越しだったようで、最後の方に入場した方は連席を取るのが大変みたいでした。初回は結構空いていたのでびっくり。
この日の企画は「プラネタリウムでなければ見られない空」。プログラムより抜粋:「星空や夜空はもちろん、亜鉛の空、青空、鳥が飛ぶ空、雨が降る空、そして朝日が昇る空…いろいろな顔を持つ「空」をテーマに、一番星を見つけることからはじめましょう。」…さすがプラネタリウム、プログラムも詩的ですわ。実際に見られたのは「昼間の星空」。先週は白夜の北極で夜空を見ましたが、今日は東京から。1999年6月から2000年6月まで、太陽と星空、そして星の間を擦り抜けていく惑星と月たちを堪能いたしました。1曲で1年分空が回転したので、駆け足の惑星たちの動きがよくわかりました。水星と金星ってほんっとーに太陽の回りをまわってるんだなーとか。来年の5月頃は、惑星が太陽の周辺に集まるようで、実ににぎやかな太陽系ファミリーが見られました。
DJ村松氏、詩人モード全開。「地球が太陽の回りを公転しつづけるのは、休まない翼を持っているようなものです」―――ええ、白状します。このセリフくらくらきましたとも。ナイスですわ村松氏…。
この日のプログラムの絵は、虫捕り網を持った影絵の男の子。「その虫にとっては恐怖の空」とのキャッチフレーズ付き…で、男の子の目とか口とかいっちゃってて怖い。
さてさて2回目。DJの村松氏ものって参りました。のっけから「ZABADAKのファンの方には独特の雰囲気が」との御発言、笑いを誘われましたがよく考えると笑っちゃいけないような。途中、「月が明るいと虫取りの明かりに虫が集まらない」という話題を披露してくださいました。
この日は岐阜県郡上八幡で「私の罪は三千年」ライブがある日でした。ので、この日の夜空は郡上八幡から見えるものからスタート。が、「北極を探しに」で北極点まで移動、続いて「マーブルスカイ」で一気に北緯5度のマレーシアまで移動、さらに「蝶」でオーストラリアまで移動して「銀の知らせ」で郡上八幡に戻るという、なんともめまぐるしいツアーを経験させていただきました。北極点の夜空は素敵でした〜。現在は本来なら白夜ということで、真夜中の空に白く輝く太陽なんかも拝ませていただきましたし。地球に大気があってよかった…。
この日の吉良さんのイラストは「オオクワガタ」。ハサミが人間の身長よりでかい…。
うふふふふ〜溶けましたわ私〜。のっけからこの感想か、と思われるかもしれませんが星が綺麗で…プラネタ5年ぶりくらい、最近じゃ夜空を見上げることだってまれっつー生活の人間には、ZABADAKをバックに星空を見上げるのはものすごい幸せ状態…。
この日は「神話ZABADAK」がコンセプト。「神様のお膝元」の選曲です。演奏はCDからですのでいうことはなし。星の話をしながら、合間に曲を入れるという感じでした。曲へのつなぎが上手く行っていない印象のところもありましたが、DJの方は語りがとても渋くて素敵です。曲をかけっぱなしかと思いきや、6月の星と夜空の解説はきちんとしてくれました。さすが。
毎回変わる選曲に加え、毎回変わる吉良さんのイラスト(^_^;)付きミニプログラムも呼び物の一つ。この回は「よごと信用金庫」(よごしん)のイラスト…き〜ら〜さ〜ん。
曲が変わる都度CDを入れ替えてセットし直していたようです。「小さい宇宙」のときに思いっきり違う曲がかかって笑ってしまいました。 ^_^;)