渋谷Egg-Man改装終了記念ライブ。改装という割にはあんまり変わってませんでしたが…あ、天井は奇麗になってたな。床とか壁も。基本構造は全く変わってないです。客席中央の柱がなくなるかな〜と、密かな期待を寄せてたんですが。あと、舞台がもうちょい高くならないかな〜とか…。
開場前の行列内で聞いた会話から推測すると、300人ほど入っていたようです。私は入場が遅いほうだったので席取りを諦め、右寄りの壁際に陣取りました。人の頭の隙間を縫ってかろうじて舞台が見えました。
6月と同じメンバーで、7名様一度に舞台の上に登場。「パルケ・エスパーニャ」「河踊り」と、のりの良いインスト2曲からスタート。「適当につけた名前がそのまま定着してしまった」そうです。以降改題はないんでしょうね ^_^;)
3曲目「太田のトルコ」も同じく。「トルコ、今大変ですけど」「その(応援の)意味も込めまして」とMCがあり、そのとおりの熱演でした(太田さんかっこよかった!)。4曲目でようやく吉良さんヴォーカル曲。5曲目は演劇集団キャラメルボックスの次回公演「快傑三太丸」に使われる曲です。インストで、「The Pieces of the Moon」収録の「Videokid」からのリアレンジナンバーのようでした。6曲目はよごと信用金庫、これはもう慣れたものです。
オハイオに入る前、吉良さんのギターに異変。弦が切れてしまったようです。公子さん「弦切れちゃった?」太田さん「…元気出ちゃった?」との会話に笑いが。が、真実の笑いはこれ以降。吉良さんがイントロで2度とちりました。太田さんすかさず「電気切れちゃった?」駄洒落ナイスです。3度目の正直、すこーしだけとちりましたがそのまま曲になだれ込みました。2度目に間違えた個所では客席も緊張していたのが分かって面白かった。無事に通過するとまた笑いが。 ^_^;) 次の「BELIEVE」は新曲で、吉良さんおっしゃるところの「電子頭脳」(インターネットですね ^_^;)で知り合った人に頂いた詩だそうです。
次の曲は、…ふふふふふふKYOKOさんの「月の石が見ている夢」! まさか聞けるたあ思わなんだわ〜。シンセより生声・生演奏のバックの方がはまる曲かもしれない、と思いました。サビ部分で吉良さんのコーラスとハモってたのが迫力あって良かったっす。ここのMCで、妹尾河童さんの小説「少年H」の話がありました。吉良さんはベストセラーなどはあまり読まれないそうですが、この本は「EASY GOINGで僕が言い切れなかったことが書いてある」と思ったそうです(…読む本が増えてしまう)。
次の「青の部屋」も新曲で、「ZABADAKの暗い世界をつきつめるとこうなる」という曲。暗いというよりは落ち着いた印象の曲でした。以降3曲は公子さんのヴォーカルが続きます。完全に公子さんの世界。
メンバー紹介の後は、「提供しても没になる曲があります。どうして没になるんだろう」、の曲…タイトル聞き逃しました。それから「FAKE」、「わに」と踊れる曲に入ります。「人形」はイントロのアレンジがかなり変わっていて、旋律が始まるまで何の曲だかわかりませんでした。 ^_^;) 最後の「EASY GOING」はオールスタンディング、コーラス部分は客席も合唱状態でのりのりでした。
最初のアンコールは少し間があきました。大汗をかいていた吉良さん、どうやら着替えていらしたようです(「どうやら」というのは、私のいた位置からだとよくわからなかったので…)。一曲びしっと決めて、少しあっけない退場。客席から再度のアンコールがかかると、吉良さんと公子さん、太田さんのお三方が再登場してくれました。1曲目は新曲で「眠れない夜の歌」、公子さんのヴォーカルと二つの弦の音がしっとりはまっていました。なおここのMCで客席から今後の予定を尋ねられた吉良さん、「次のアルバムは?」「…9月からレコーディングに」「次のライブは?」「…9月から考えます」早く考えてくださいまし ^_^;) 最後は全員再登場して「永遠の森」。これまた客席も合唱状態、盛り上がりの内にカーテンコール挨拶が行われ、つつがなく幕を閉じました。