葦護 |
道行天尊の弟子の崑崙道士。 薄汚い格好をしている上オヤジギャグを言うため、サブタイトルでまで「オヤジくさい」と言われてしまいましたが、かなり美形で人間の出来た人。敏感肌だったためにダニ攻撃から逃げられ、おかげで仙界大戦では活躍しました。ナタクと結構いいコンビ。 |
王天君 |
金鰲十天君の一。空間宝貝である紅水陣のほか、ダニ宝貝を使う。元は崑崙の同士で本名は王エキ。 かつて人質として金鰲に差し出され、妖怪からの保護の名目の下、幽閉生活を強いられました。その際妲己ちゃんに思いっきりつけこまれて性格が崩壊、非常に手強い敵(だよね多分)となります。この人のためにずいぶん沢山の人が封神されましたが、妙なところで律義で詰めが甘いので憎みきれない。魂魄が分裂するという、ありえるとしたらとても姑息な特質を持ち、おかげで2回封神された現在も死んでるかどうかいまいち確言できません。…とか言ってたら3人目が出てきました。もう応援してしまいます。 …で、正体…ちょっと…びっくりした…。分裂の大元は「最初の人」のひとり、伏羲さん。分かれた相手(ちょっと違う…)が師叔。ということで、最終的に師叔と融合を果たしました。けれどもいまだ分裂可能らしい。 |
賈氏 |
黄飛虎の奥さん。私が封神演義にはまった原因。出ると同時に亡くなってしまわれた。私はこの時点で、紂王のファンにはなれなくなってしまったのでした。 とても毅然とした美人でしたが、同時にとても人生に不器用そうな人。自らの誇りに殉じて死去。ああ勿体無い。 |
姫昌 |
周の文王。元は殷の西伯侯。この話にしては珍しく、まともに老いて天寿をまっとうした方。 どはまり。どつぼ。27人目の奥さんになりたいとか思ったです(ばか)。息子を亡くして悲傷しましたが、結局成すべき事を成して、最後に笑って亡くなられました。「成すべき事」と「成したかったこと」が一致していたかどうかはともかく、責任と風格の釣り合いの取れた方。こういう死に方って理想です(…一応私は若いんだけど)。 能力的には封神されて当然な気がしますが、されませんでした。歴史上実在の方を封神する訳にはいかなかったか、それともきちんと天寿をまっとうすると封神されないのか? |
姫伯邑考 |
姫昌の長男。文武両道に秀でた超美形だったが妲己(さすがにこの項では「ちゃん」づけできん)にハンバーグにされてしまう… 。 生真面目で家族思い・民草思いの人。師叔にも惜しまれていました。他人任せにしないで父親を助けに行ったあたり、多分ある程度死を覚悟していたのでは…。姫昌はこの人が殺されていなかったら、たとえ西岐の民が殺されていたとしても挙兵に踏み切らなかったのではないかと思います。姫昌臨終の際の会話が泣ける。 |
姫発 |
周の武王。姫昌の次男。お金と女にはだらしがないが人望はあるお方。 現段階で私が一番好きな人。人柄がとても率直で暖かみがあると思います。たとえどれほどプリンちゃんが好きでも死んでも封神されなさそうでも、戦場でこの人がいてくれたら多少気が楽だと思う。立場が変わっても「自分」が揺らがないあたり、自分という人間を結構きちんとつかんでいる人じゃないかなーと思うんですが、どうでしょう。民思いと戦の終わった後のことを考えることができるゆとりは立派に王の資質。馬鹿だけど、世の中最強なのは賢い馬鹿ですから〜。 確か、実際は生前に武王と呼ばれていませんね。で、太公望の身内を正妃にしている。実は結構奥さんの登場を期待してたんだけど…娘は無理だろうから妹分とか…無理だろうなあ。…とか言ってたら、出ましたわねっ! 邑姜ちゃんがっ! ほほほほほ、もう思惑通りです(完璧に私情…)。 宮城谷さんの「王家の風日」の彼はかっこいいですね〜。「侠骨記」の短編と合わせて読むと、召とのからみでまたいいっす。 |
玉鼎真人 |
崑崙十二仙の一。楊ゼンの師匠。 まずどんな人かわかってませんでしたが、最近俄にポイントアップ。冷静に穏やかにフォロー役に徹しておられます。弟子に自分の能力を越したときちんと言えるあたり大人物。楊ゼンを赤ちゃんの頃から育ててきた様で、子育て秘話など伺いたいところ。 …とか言ってたら。99年WJ7号第121話、王天君の紅水陣にて封神されてしまいました。 T_T) 祈冥福。 |
金タク |
李靖の長男。ナタク・木タクの兄。文殊天尊の弟子の崑崙道士。 如何にも「あんちゃん」な人。いろんな意味で余裕のある人だと思います。個人的にすごく好みです〜。何がどう遺伝すると李靖からこんな子ができるんだろう。不思議だ。 |
元始天尊 |
崑崙の教主。師叔の師匠。 ファンの方すみません。私この人見てると張り倒したくなっちゃってしょーがないです。蹴っても突っついても可。他力本願はやめて自分でいかんかーいっ! 最近本心が知れましたが、それにしてもまだ裏がありそうでやだ…。 |
黄天化 |
道徳真君の弟子の崑崙道士。黄飛虎の次男。 剣が得意。戦いのセンスは師叔が誉めちぎってます。鼻の向こう傷とくわえタバコがポイント。やんちゃ坊主がそのまま真っ直ぐ育ったような感じですね。いい子です。まだ実年齢も十代だと思うんだけど、どんなもんでしょう。 対余化戦で負った傷が対紂王戦で悪化。その後WJ2000年13号、紂王との一騎打ちを経て、朝歌にて名もなき一兵士の手にかかり封神。…なんつーか、最後まで若かったですね…。 |
黄天祥 |
黄飛虎の四男で天然道士。仙人骨って絶対遺伝してる。 末っ子です。やんちゃで無邪気、愛されまくって育ってきた感じがします。ベストオブ弟。対趙公明(の部下)で大活躍したあたり将来有望。走るぞ先物買いっ! |
黄飛虎 |
元は殷の鎮国武成王、現在は周の開国武成王。武勇に優れた天然道士。 殷にいたころは給料分働いてないですね。そんな状況になかったとは言え、「鎮国」ができてないから…。でも善人と言えましょうか。それに強い。確かに戦うときにこの人が横にいたら怖いことはなさそうだ。 私の頭の中では「ぱぱ」です。磊落で率直で頼もしい。とても精神的なゆとりのある人なんではないかな? 寄りかかれば寄りかかった分だけ支えてくれそうだ。仙人骨があるのに普通の人間として生きてきたあたり好感が持てます。 WJ99年33号、王天君の紅水陣にて、聞仲との戦いの末封神。合掌。 |
高蘭英 |
張奎の妻の道士。強気かつ健気な美女。 いや本当にいい女ですねっ。夫を支えて共に成長して行こうという姿勢が美しいです。張奎くんが聞大師に傾倒しすぎているのを危惧なさっていたようですが、師叔と話して何か変わった模様。再登場が待たれます。…と言ってたら、対ジョカ戦に御主人とともに参戦。生き延びてくださいました。ありがとうございますっ。 |
周公旦 |
姫昌の四男。周の大政治家。周公は尊称で本名は姫旦。 兄と師叔に突っ込んでくれる有能で冷静な人。口うるささは、他人の言を容れることのできる二人の度量を信頼している現われではないかと思います。大政治家といいますが、独断専行型ではない。むしろ最終決断を他人に委ねる向きが強い気が。人との距離を正確に把握し、自分の領分をわきまえ、兄の補佐に徹した姿勢は立派だと思います。間違いなくいい男。でもブラコン。 |
ジョカ |
歴史の道標の正体。妖艶な美女を期待しまくっていた全国読者を裏切って(?)、さーだーこ〜な宇宙人さん。 ラスボス。最後までわけがわからんかったお方。どうしてそんなにも故郷と地球を同じにしたいのか教えてほしかった。 |
申公豹 |
自称太公望のライバル。最強の道士。既に5000年生きている。屋久島の縄文杉より年上です。 おそらく仙人として一番生きやすい生き方をしている人でしょう。この人が動くと話がいちいちややこしくなるのに、本人は「傍観者」としてのスタンスを保っています。実力が伴わなければできないことかと。自分以外の何にも拠り所を持とうとしない(黒点虎ちゃんは別でしょうけれど)姿勢で、これもすごくいい男だと思います…ピエロだけどね〜。妲己ちゃんとは腹のさぐりあいなのに、師叔とはガキの喧嘩になるのが笑える。 対ジョカ戦に至り珍しく最初から参戦。結局最後まで生き方を変えなかった、作中数少ないお方。 |
四不象 |
師叔の乗り物。霊獣。体育会系しゃべりで、通常は空飛ぶカバだが大人になると変身能力を身につける。最近成人証明書をもらいました。 すっごくいい子ですね。武吉くんと並ぶ素直さ加減が愛らしい。御主人のために奮迅しています。原作だとしゃべらないので、話せるようにしてくれた藤崎先生に感謝。この子がいなかったら、師叔って今以上にほんっっっとうに大変だったと思う。突っ込み役もいなくなるしね〜。 |
蘇妲己 |
殷の皇后。正体は狐の妖怪仙人で金鰲の三強の一。絶世の美女。本名は不明です。 やってることはすさまじく残酷なのだが、どうも憎めない…。むしろ好き。美人だってのが一因ですが、いちいち悪びれないし賢いし度胸があるし人生楽しそうですし、趙公明戦で師叔が助かったのはこの人のおかげだし一応…本末は転倒してますが。末喜やら王氏やらもこの人だったとすると、原作と筋(というか封神計画が始まった原因)が違っちゃいますね。…で、違ってましたね。最終目的を果たされましたが。やっぱり普通(ってどんなだ)に生きててほしかったですわ。 |
太乙真人 |
宝貝作りに長けた崑崙十二仙の一。ナタクの産みの親。 結構マイペース。色々なものを作れるので便利に使われてますが、元々他人に親身になりやすい人のような。師叔やナタクのピンチに一生懸命降りてきてくれるし、決起集会にも来てくれましたし。目立ちたがりってのは置いといて。自他共に認める親ばかですが、ナタク相手じゃ親ばかにもなるでしょう。あれだけかわいくてあぶなっかしいとねえ…。 仙界大戦で生き残ってくれました。ありがとう。あなたが封神されてたら、ほんとに封神のページ閉じるところだったよ。 |
太公望 |
歴史上実在、中国史に輝く軍師。封神演義では齢80才外見12才のとても可愛い道士さま。 仙人のいない人界を理想としながら仙人となり、殺さずして勝つことを理想としながら殺すことを命じる軍師となる。矛盾を抱えながらも能力はありすぎる。ある意味で一番厄介な性格の方かと思います。誰よりも自分自身に対して嘘がつける人かと。原作のけっこう殺伐とした性格ならまだ良かったのに〜。こういう人は抱え込んだものを吐き出せないから大変だよ…。 「他人を大事にしていること」を「自分を大事にしないこと」で体現してしまうのだけは勘弁してほしい。見てる方がつらいっす。でも最近は信頼とか好意を素直に出せるようになってきたようで、良かった良かった。あんまり背負い込まないで幸せになろうよ〜。 喜媚ちゃんに不覚を取って敗北、しましたが魂を王天君が捕獲。最終的に正体を思い出し、王天君と融合して伏羲として復活。ベースは太公望で変わりないようですが。最初の人の中の最後の人となられました。 |
太上老君 |
三大仙人の一。邑姜の養父で、最強の仙人らしい。申公豹の師匠。信じられん。 呼吸するのも面倒、冷暖房完備の怠惰スーツに身を包んでひたすら睡眠、言い伝えでは三年に一度起きるらしいという恐ろしいお方。地方の羌族の村、羊の群れの上で眠りつづけ、邑姜ちゃんを育てるのも立体映像でした。太公望を特訓したのも夢の世界。最近、彼の睡眠はジョカと関わりがあったことが判明しました。申公豹に吊るされてジョカ戦に参戦。でも結局怠惰スーツは持って行くのね…。 |
紂王 |
殷の王。妲己ちゃんのだんなさま…だけどバカ殿。賈氏のことがなきゃもっと好きだったんだけど〜。 王朝の末期に傾国の美女または残虐な王ってのはお定まりでしょうか。乱行ぶりが夏王朝の最後とそっくりで芸がない。現実には、祭祀のときの生け贄の数を減らしたり、工芸を奨励したりと結構良い王様だったようですね。まあ戦争に負けちゃったら、後の世で何を書かれても文句言えないよなあ…。 一時的に正気に戻ってたのに、妲己ちゃん再来でラスボスの姿を露わに。天化との戦いの後、WJ 2000年13号にて、発の手によって封神。 |
張奎 |
聞仲の部下の金鰲道士。大師に仕えるついでに殷王家に仕えていた。 外見が若いうえ言動も若いので、最初出てきたとき「…この人妻帯者じゃなかったっけ?」と悩みましたが、あの奥様ならお似合いですわ。聞大師に忠誠を誓い、メンチ城では弔い合戦とばかり土の宝貝で周軍を苦しめますが、「封神台にて聞大師に会う」という力技の末説得されました。…で、対ジョカ戦でのその一気呵成なイメージチェンジは何事なの!? 髪と服が変わっただけだけど、びっくり〜。 |
趙公明 |
金鰲三強の一。伝説の巨大花を原形とする非常識な妖怪仙人…。 戦いを楽しむことをモットーとする、徹頭徹尾マイペースまっしぐらなお方。ゴージャスとかトレヴィアンとかヴィヴィッドとかブリリアントでとか、やたら濁音の多い外国語で表現したくなる華麗な生活習慣は素晴らしいです。遠くで幸せになってほしいタイプ。戦えない人(霊獣も)に手を出さない、紳士的な一面のある方でしたが、中ボスバトルで太公望に封神されました。きっと封神台の中でもこの人だけは変わるまい。 |
トウ蝉玉 |
金鰲の道士。トウ九公の娘で、最初は殷のスパイだったが土行孫に惚れて周に寝返る。 元気でパワフルで一直線な子ですね。スパイには絶対向いてない。どうして、どうして、どーしてこんなにかわいいのにモグラが良いのだろう。命懸けで自分を助けて大怪我負った女の子ほっといて目先の美女に走る奴なのに〜。…まあ師叔も言ってたけど、好きな人は好きでしょーがないか。密かに天化くんとの仲を応援したりしてます。…してたんですが〜。 |
ナタク |
李靖の三男。実際は一度死んで、太乙真人が蓮の化身としてよみがえらせた霊珠子。 無口で無表情、戦場以外の場所で笑ったことがない。口を開けば「殺す」「戦う」の物騒な子だけれど、最初に自分を生んだ殷氏のことは慕っている。殷氏偉大だよな…。宝貝人間として一旦父親に捨てられたことから、自分が何者なのかと悩んだことも。対馬元戦とかを見ていると、多分今も悩んでるんではないかと思います。兄二人とは訓練を通じてコミュニケーションが取れ始めているようですが。太乙真人って意外に言葉が足りないんではないかな? あれだけ親ばかなくせに〜。何だかんだ言いつつ、ひねくれながらも素直な子です。天祥くんのことをかわいがっていて嬉しい。 |
ビーナス |
趙公明の妹。美人三姉妹の長女。本名は雲霄だが、本人がビーナスだと主張するんだからそう呼ぼう。(でもダサいというけど奇麗な名前だよねえ) 厚い胸板、たくましい二の腕、仙術はぴか一で愛する人には尽くしまくる、とても頼りになるすばらしい方。外見はともかく(ともかく! とにかくともかく!)、性格はとてもかわいらしい。お兄様のためとは言え、マドンナの食い気を阻止できるあたりすばらしい。かの鉢植えは今いずこ? 現在周軍で金鰲の生き残りの世話をしつつ花嫁修業中。がんばれ師叔。…そして対ジョカ戦、やっぱりお役立ち! 内助の功ですわね〜。 |
武吉 |
自称太公望の弟子。天然道士。豊富なバイト歴を誇る、とてもお役だちな人。 お師匠さまのためならえんやこらまっしぐら、金鰲で一二を争う実力者と対等にしかも素手で戦える子。でも戦場には出ないでほしいな…。いつも元気で、自分にとって何が大事かをきちんと知っている。それが一本気で素直な性格の賜物なので最強です。原作とマンガを通じて一番この子が迷いがなく、幸せだと思う。その一本気さは師叔には時に重荷でしょうが、同時に救いにもなるでしょう。がんばってお師匠さまを引っ張り上げてくれ。 |
普賢真人 |
崑崙十二仙の一。物理学が専門(…の、はず)の仙人。 太公望の幼なじみで理解者。穏やかでにこやかな割にやることは厳しい。モットーは「仏の顔も三度」…。うかつにからかうと仏罰が下りそうで恐い。厳しさが優しさと思いやりに通じるタイプの方かと思います。 伝説上は後に普賢菩薩(知恵をつかさどる仏様)となる人なので、多分無事だろうと思ってたんですが、結局対聞仲戦で封神。惜しい人を…。 |
聞仲 |
殷の大師。金鰲の道士で三強の一。 真面目かつ思い込みが激しいことでは作中随一。殷に絶対的な忠誠を誓っているが、礼儀とか道義とかのために余計な苦労を背負い込んでいらっしゃいます。ただ、理想に見合うだけの力をつけることが出来た人特有の自信、のみならず傲慢があると思う。仙人は多かれ少なかれみんなそうだけど、この人の場合は無私なだけになおのこと。「お前たちにはそれがない!」のあたり…。でも精神的に崇高と言いましょうか、どれだけ不本意な状況に陥っても、理想から外れないぎりぎりのラインで必ず踏みとどまりそうな方。私ならこの人は絶対に敵に回さないな〜。強くて美人でファン多数。でも過労死しそうで怖い。 99年WJ35号、太公望との戦いの末封神。最後まで殷を愛しておられました。 |
木タク |
李靖の次男。ナタクの兄で金タクの弟。普賢真人の弟子の崑崙道士。 のんきな兄と常識からずれた弟の間で性格的に常識人をやっている。ひそかに苦労が多そうだ。靴を履いてほしい。 |
楊ゼン |
崑崙の仙人。変化の術に長け、天才の名をほしいままにする。最近、金鰲の妖怪仙人出身であることが判明。 この人も武吉くんとちょいと違った意味で師叔に心酔してますね。きちんと相手の長所短所を把握して、その上で認めるべきを認めている。自分自身に対しても客観視できる人のようです。元々天賦の才に頼るタイプではないようですね。努力とか好意を他人に素直に見せられないようで、それでいて他人が自分に対して作るイメージに完璧に答えてしまう。そのあたり師叔に似てます。でも一度相手のことを認めたら、敵対するにしろ味方するにしろ、とことん関係を極める人でしょうね。変な意味ではなく。 最初に「ヤンジン」のイメージで読んでたので、長らくはまりそこねてました。原作は極悪人だし。素直に読んでれば好みの人だったんですが…。でも今は好き。元始天尊に抱かれてた赤ちゃん楊ゼンのラブリーさ加減ったらもう! 角がかわいい〜。 |
雷震子 |
姫昌の末子。雲中子の弟子の崑崙道士。雲中子の実験で改造され、起風発雷ができる黒い羽としっぽと牙が生えている。 見事なファザコンですね。不幸度で言ったら最高レベル。本人の承諾なしにいきなり体を改造され、父と長兄の死に目に会えず、おまけに里帰りというか下山すると必ず敵がいるという…。でも本人は元気で「オレ様」な子。近くにいるとにぎやかで良いかも。仙界大戦では出番なし、戻ったと思ったら師匠に忘れられていた。 |
竜吉公主 |
妲己ちゃんと封神二大美女の座を分け合う崑崙一の大仙女。 何が好きって私は美人が好きだ。黒髪のきっぱりはっきりしっかりした美女なんて言ったらツボ過ぎます。時代劇または丁寧語口調の最強女性とくりゃもう完璧です。原作では太公望に「これだから女は」と言わしめた色香ただよう人妻(なんだよな〜)ですが、WJでは弟子の恩人にきっちり恩を返す、非常に律義かつ冷静な方です。奥が深そうだ。対ジョカ戦では幡古盤を元始天尊から引き継いで参戦。無事を切に切に切に祈りますうううう。 私はこの人を結構最近まで「ロンチーさま」と呼んでいた。出所が分かる人は花ゆめ読者。 |
呂邑姜 |
羌族の頭領。太上老君の養女で、太公望の妹の曾孫にあたる。 管理人は彼女の初登場時から「発の嫁発の嫁」とわめいておりました。老子が作った桃源郷で裁判官を務め、牧野の戦いでは機を見て最高の効果で参戦、新生の周国では国王の秘書的役割を果たす賢さ。冷静でしっかりはっきりきっぱりした美少女。ツボです! いやもう、どう見てもまだローティーンかそれ以下ですが、発が「プリンちゃん予備軍」と認めた以上私のひいきの引き倒しではないわ。お嫁さん確定よね〜(おい)。老子との馴れ初め(ちょっと違う…)なども知りたいところです。 |