筒井康隆
家族八景シリーズ/新潮文庫
 感想はこちら。



津守時生(多戸雅之)
やさしい竜の殺し方シリーズ/角川スニーカーブックス
 感想はこちら。
喪神の碑シリーズ/角川スニーカー文庫
 ウィルスによって滅亡したラフェール星の唯一の生き残りの王子が、ラフェール人の復興をかけて謎の組織ウロボロスと戦う。この王子が強かな上登場人物みんながタフなので、読んでいて楽しい。
ラフェールの末裔
ウロボロスの影
カイユの封印
フィラルの戒厳令
エリノアの光輪(完結)
三全世界の鴉を殺し 1〜3/新書館
 ライトノベル。ボーイズラブに分類されるんだろう多分。藍川さとるさんの挿し絵につられて読んだ。「喪神の碑」シリーズの続編にあたるが、こちらを先に読んだので、巻が進むに連れて意味が分からない個所が増えて困った。主役が大ボケで爆笑。
三千世界の鴉を殺し4/新書館
 主人公属する宇宙軍と都市マフィア、と見せかけて実は裏がありそうな組織との攻防戦。主人公の神経がワイヤー並に太い。登場人物みんな強気でたくましいのが良いですね。
三千世界の鴉を殺し5/新書館
 ルシファード・オスカーシュタイン暴走録(間違ってない)第5弾。読むにつけ、朱に交われば赤くなる、類は友を呼ぶ、という言葉が頭の中を渦巻く。一応殿方×殿方のお話なのに、主役が自分に色気があることを自覚せずに周りをオトしてしまうので、今一歩色っぽい展開になりません。おかげで安心して読んでられます。ボーイズラブを苦手な人には奨められない話ですが、何故やおいとかボーイズラブを好きな女性がいるのか知りたい人には、ある種のテキストとして使えるかもしれません。
やさしい竜の殺し方1〜5/角川スニーカー文庫
 (1)(2)上記スニーカーブックスの文庫版。挿し絵が違うが小説は全く同じ。が、イラストにつられて買いました。下巻の口絵のクローディアとドウマがかわいーんですよう〜。
 (3)「ゆがんだ竜」の前三分の二ほどが収録されています。やっぱりイラストにつられます。でもちょっと話の切りかたが心配…ここで切ったら次の巻、ウランボルグが出てこないんでは。
 (4)「ゆがんだ竜」の残りと、「あぶない竜」の前半分くらいが収録されています。危惧どおりご先祖さまばっかりで、ウランボルグがほとんど出ません。炎烈王ファンにはたまらない一冊ですわ〜。イラスト満載だし。フェンのイラストがあって嬉しい。口絵がまた、各竜王の性格が出てて好きです。あとは後書き、書かれる予定のない話がいくつか紹介されていますが、ちびセファのエピソードが…なんつーか笑えた。
 (5)表紙のお二人が掛け値なく笑っていて嬉しいことこの上なし。イラストは入っていませんが、その代わり巻末の作者様後書き…書いてくださいませ先生。というか出版社様お願い。妄想を膨らませるに余りある設定の数々…。